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京都府立植物園でドリアンの花開花 国内では珍しく

 「果実の王様」として知られるドリアンの花が、府立植物園(京都市左京区)で開花した。高温多湿の環境下で育つドリアンの栽培は国内では難しく、開花も数例しかなく非常に珍しいという。

 ドリアンはインドネシアやマレーシア、タイなど赤道直下付近で栽培が盛んなアオイ科の果樹。年1回花を咲かせ、甘酸っぱい匂いで花粉を媒介する蛾(が)やコウモリを引き寄せるという。硬いトゲに覆われ約4キロにもなる大きな果実がなり、実が熟したときに独特の臭いを放つ。

 同園で開花したのは、観覧温室で栽培している3本のドリアンのうち、平成11年にマレーシアから輸入した接ぎ木。高さ約3メートルある幹近くの枝に、直径3センチほどの白い花が数輪開花している様子がみられる。

 観覧温室ジャングル室担当の長崎光司さん(52)によると、国内での開花は珍しく、実が付くまで成長した例もわずかだという。同園では約25年前に、別の木で開花が確認されたが、結実には至らなかった。長崎さんは「この珍しい花を1日でも長く楽しんでもらえるよう、慎重に育てたい」と話している。

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