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宮城峡蒸留所設立50年 増産へ貯蔵庫新設方針 数量限定モルト発売

宮城峡蒸留所設立50年を記念して発売される「宮城峡」と「余市」の限定商品
宮城峡蒸留所設立50年を記念して発売される「宮城峡」と「余市」の限定商品

 今年5月に設立50年を迎えるニッカウヰスキー宮城峡蒸留所(仙台市青葉区ニッカ1番地)。同社とアサヒビールはこの蒸留所の古酒を使用した数量限定のシングルモルトウイスキーを発売する。増産も見込み、平成33年までに貯蔵能力を4割高める方針も明らかにした。(千葉元)

 ■「ブラックニッカ」好調

 昨年は「ブラックニッカ」のたる詰めハイボール出荷数量が前年比124%と好調。創業者の竹鶴政孝氏をテーマにしたドラマが平成26年から27年にかけて放映され注目が集まり、海外でも日本のウイスキーが好評だ。

 こうした事情を背景に、同蒸留所では休止していた一部製造設備を28年に復旧して以来、増産を続けている。今年の製造計画ではモルト・グレーンウイスキーともに復旧前年比で8割増産。33年までに、たるの貯蔵庫を新設して貯蔵能力を約4割増強する方針だ。

 50年を記念した数量限定の商品は「シングルモルト宮城峡 リミテッドエディション2019」。「余市」の限定品とともに、主にホテルやバー向けに発売された。

 ■深みとはつらつさ調和

 蒸留所が設立された昭和44(1969)年に蒸留した最初の原酒、1970年代から2000年代の各年代の原酒を合わせた。

 佐久間正チーフブレンダーは「古酒の深みだけでなく、若い原酒のはつらつさと調和させたブレンドを心がけた」と話す。

 余市蒸留所(北海道余市町)に続き、ニッカ第2の蒸留所として造られた宮城峡蒸留所。竹鶴氏は試験蒸留した原酒を見て、「違う」と一言。「いや、余市と違うからいいんだ」と続け、近くの川の水で割って飲み、感謝の意味を込めて原酒を川に流したと伝えられている。今回のシングルモルトに使われたのはこの原酒。蒸留所内のビジターセンターでは、竹鶴氏の言葉を引用しながら蒸留所の歴史をたどる企画展も行われている。

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