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ニシキゴイを自宅水槽で 広島などでのキャンペーン話題

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 「泳ぐ宝石」とも言われ、海外の富裕層に人気のニシキゴイを、家庭の水槽で飼ってみませんか-。国内では飼育が低迷する中、ニシキゴイの養殖が盛んな広島県を中心にこんなキャンペーンが展開され、話題になっている。

 コイの生産者や流通業者でつくる全日本錦鯉振興会(新潟県小千谷市)では平成16年に472だった加盟業者が、30年には3割以上も減少した。広島県のある業者は「核家族化が進んで池のある家が少なくなり、ニシキゴイを飼育する人が減っている。同業者が次々に店を閉めている」と危機感を募らせる。

 広島県は、コイがプロ野球広島カープの球団名になるなど身近な存在。文献によると、少なくとも明治時代には食用のコイの養殖が行われていたようだ。戦後は、観賞用のニシキゴイの養殖も盛んになった。

 業界が衰退する現状を打開しようと、同振興会は「ニシキゴイを水槽で飼おう」と記したパンフレットを作成。高級なイメージがあるニシキゴイも1匹500円から購入でき、小さな水槽でも飼育できることなどをアピールしている。

 振興会で顧問を務め、広島市でコイの養殖場を経営する小西丈治さん(66)は「ニシキゴイと聞くと池で泳ぐ大きな姿を思い出す人が多いと思うが、水槽のサイズに合わせて成長するので、巨大化する心配はない」と言う。

 まずはコイに親しんでもらおうと、小西さんは金魚すくいならぬ「コイすくい」などのイベントを実施。「コイは丈夫で人懐こいのが魅力。ぜひ、自宅の水槽で飼ってみて」と笑顔で話した。

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