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九州新幹線長崎ルート、与党検討委が6月までに方向性

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 九州新幹線長崎ルート新鳥栖-武雄温泉(いずれも佐賀県)の整備に関する与党検討委員会は7日、候補となっているフル規格、ミニ新幹線両方式について地元の佐賀、長崎両県とJR九州から今後、意見聴取することを確認した。6月ごろまでに一定の方向性をまとめ、環境影響評価(アセスメント)などの関連費用を平成32(2020)年度政府予算の概算要求に反映させたい考えだ。

 国土交通省はこの日の検討委会合で、人件費などを考慮した最新の建設費試算を報告。フル規格を複線で整備した場合は以前の試算より200億円増の6200億円、ミニ新幹線は1800億~2700億円と100億円ほどの上振れを見込んだ。フル規格を単線で整備した場合は5400億円との初試算も示した。博多-長崎の所要時間はフル規格が最短約51分、ミニ新幹線は同約1時間13分とした。

 新鳥栖-武雄温泉はフリーゲージトレイン(軌間可変電車)を導入する予定だったが、開発の遅れや費用対効果の面から白紙となった。これを受け長崎県やJR九州は、時間短縮効果が大きいフル規格を要望。一方、佐賀県はフル、ミニ両方式とも財政負担が増えるなどとして反対している。検討委は整備方式に関する結論の取りまとめを先送りしている。

 佐賀県の山口祥義知事は7日、県庁で記者団に「地元の意思を置き去りにして議論が進められることはあり得ない。(地元が同意していない段階で)二者択一を国なり与党から迫られるのは合点がいかない」と批判した。フル規格で建設中の武雄温泉-長崎は34年度に暫定開業する予定。

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