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【東日本大震災8年】“若き語り部”の思い届ける 「虹色」、宇都宮で9日朗読コンサート

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 まもなく発生から8年となる東日本大震災を語り継ぐ「3・11私たちは忘れないコンサート あの日から今年で8年目の春」が9日午後1時半、宇都宮市若草のとちぎ福祉プラザで開かれる。同市の歌と朗読のグループ「虹色」が震災の翌年から開催してきた朗読コンサート。今年は震災当時、小学生だった“若き語り部”の思いを読み上げる。メンバーは思いを込めて練習に励んでいる。(松沢真美)

 「虹色」は、視覚障害者への朗読ボランティアのための市の音訳講座を受講したメンバーを中心として平成20年に発足。ドメスティックバイオレンス(DV)防止のための朗読劇を開いたり、ギター演奏、歌を交えた詩や物語の朗読を発表している。

 「震災が忘れられてしまうことがつらい」という被災者の声を聞き、「何かできないか」と、24年から市内でコンサートを開催。柴田トヨさんのベストセラー詩集「くじけないで」や作家・森絵都(えと)さんの絵本「希望の牧場」、被災者の体験談「挽歌の宛先」など毎年さまざまな題材を取り上げて朗読してきた。

 8回目の今回は、震災から6年目に出版された「16歳の語り部」(ポプラ社)を読む。震災当時、宮城県東松島市の小学5年生だった3人が語り継ぐ震災の記憶をまとめた一冊だ。合間に歌とギター演奏を織り交ぜて朗読を披露する。

 来場者からの提案で29年から会場に募金箱を設置。被災地に図書などを寄付している。代表の菊地晶子さん(61)は「被災した方の忘れないでほしいという思いを受け、今後も語り継いでいきたい」と話す。

 また、震災で甚大な津波被害があった宮城県石巻市で、がれきの中から花を咲かせた「ど根性ヒマワリ」の種を来場者に配布。多くの人にヒマワリを育ててもらって震災復興を願う。入場無料。

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