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山梨知事答弁「定住人口で新ビジョン」 リニアも構想白紙化

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 長崎幸太郎知事は4日、就任後初の県議会代表質問に臨んだ。県政の最重要課題とされる人口減少対策に関連し、「来年度に予定している新たな総合計画の策定に合わせ、定住人口について長期的な推移を明らかにしたい」と述べ、新たな人口ビジョンを打ち出す考えを明らかにした。前県政は観光客などと定住人口を合算した「リンケージ人口」で100万人を目指すとしてきたが、長崎知事はあくまでも定住人口の予測などを新ビジョンで示すことを強調した。(松田宗弘)

 自民党誠心会の臼井成夫氏、白壁賢一氏の質問に答えた。

 リニア中央新幹線の新駅周辺整備では、「これまでの構想の根拠や検討状況を把握した上で、開業に向けた方針と駅とその周辺にかかわるビジョン作りに早急に着手したい」と述べ、前県政が今年度末の基本計画を目指してきた「リニア環境未来都市」構想を白紙化する考えを表明した。

 新ビジョンでは、知事が選挙戦で表明した国際展示場の誘致に関し、市場分析を行う。また、首都圏が大災害に見舞われた際のバックアップ機能なども、実現の可能性を精査する。

 農業振興では、先月の農林水産省や内閣府に自ら陳情した国産ブドウの中国への輸出解禁を実現するため、「機会があれば、私自身が中国に出向き、取り組みを強化したい」と述べ、高官などに直接理解を求めたいとの考えを示した。

 また、知事は人口問題で「若い世代のU・Iターン就職への支援を強化するため、来年度から国が開始する移住支援制度を導入する」と述べた。

 選挙公約に掲げた25人を基本とする少人数学級の推進では、「必要となる教員や財源確保について検討会を立ち上げ、平成31年度内に方針を示す」と実現への意欲を強調した。

 このほか、新規就農支援で病害虫を自動判別するシステム開発など、AI(人工知能)を積極的に活用する考えを示した。一部で偏在化している医師や看護師については、来年度中に確保に関する計画を策定し、「働きやすい職場作りを検討する」と述べた。

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