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「終身雇用熱望型」はご免! 生駒市採用ポスター、「思考停止型」「税金泥棒型」もお断り

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 終身雇用の安心感に充実した福利厚生-。そんな短絡的なイメージを抱いて公務員を志望する学生が少なくない中、生駒市は1日、旧態依然とした“お役所仕事”を求める学生に「エントリーしないで」と呼びかける職員採用試験のポスターを公表した。公務員志望者の8割が「安定」を求めているとされるが、市の採用担当者は「やりがいや夢を持った若者に挑戦してほしい」としている。

 来月実施される生駒市採用試験のポスター。求めざる人材を「机椅子一体型」「思考停止型」「終身雇用熱望型」「税金泥棒型」の4タイプに分類した上で、「当てはまる方はエントリーしないでください」と痛烈なメッセージを突きつけている。

 市は民間企業を志望する学生にも市の仕事に興味を持ってもらい、優秀な人材を確保しようと、斬新なポスターを毎年作成。今回は人事課、いこまの魅力創造課、広報広聴課の若手職員6人で、内容やデザイン案を練ったという。

 平成29年度は「#仕事メンディー(面倒くさい)」「#やりがいは二の次」「#退屈が日常」などと、公務員に抱かれがちな負のイメージを「3分で覆します」と宣言。30年度は写真共有アプリ「インスタグラム」風に仕上げて話題を集めた。

 就職情報会社マイナビが今春卒業する学生を対象とした「公務員イメージ調査」によると、公務員志望者の79・5%が「安定しているから」と回答。「休日や福利厚生が充実しているから」が66・9%で続いた。一方、「社会的貢献度が高いから」と回答したのは47・9%にとどまった。

 市は近年、説明会を積極的に開催するほか、全国で受験可能な適性検査「SPI3」を導入するなど採用活動に力を入れている。斬新な採用ポスターもその一環で、25年度以降の応募者は軒並み千人超。大卒事務職の志願倍率はここ5年、42~97倍で推移しており、小紫雅史市長は「非常にレベルの高い若手職員が増えている」と手応えをにじませる。

 受験の申し込みは市のホームページ(HP)から。16日に同市北新町のたけまるホールで採用説明会を開く。試験の内容や日程、職種ごとの募集人数はHPで確認できる。

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