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転居しても県と接点を 静岡県、高卒生に「ふじのくにパスポート」

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高校卒業生に配布された「ふじのくにパスポート」
高校卒業生に配布された「ふじのくにパスポート」

 高校卒業後に就職や進学で県外に転居してからも生まれ育った静岡県とのつながりを持ち続けてもらおうと、県は今年度から高校を卒業する若者に「ふじのくにパスポート」を配布する事業を始めた。

 常に携帯してほしいとパスポートはカード形式として、若者にアピールするスタイリッシュなデザインを取り入れた。裏面のQRコードを読み取ってメールや無料通信アプリ「LINE(ライン)」で登録すると、県内にUターン就職した先輩たちの生の声や県内の最新お出かけスポット、県外で静岡ゆかりのグルメを提供する飲食店などの情報が定期的に発信される。

 1日には県内の高校で一斉に卒業式が行われ、静岡市葵区の静岡城北高校では卒業式後のホームルームの時間に3年生全員にこのパスポートが配られた。

 4月から東京の大学に進学する同校3年の服部花蓮さん(18)は「静岡のことは大好きなので、恋しくなったときに使いたい。卒業後は静岡に戻ってくることも考えているので、就職情報があればうれしい」と話していた。

 県雇用推進課によると、平成26年3月に県内の高校を卒業して進学した若者のうち71%が県外の大学に通っており、このうち昨年3月の大学卒業時に就職先として県内を選んだのは38%だった。同課では「Uターン就職率を2年後までに43%まで引き上げる」ことを目標にしており、このパスポートは県外在住者が静岡県とつながりを持つツールの一つとして考案したという。

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