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熊本地震の被災古墳、早期復旧など提言 文化庁の有識者会議

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 熊本地震で被災した装飾古墳の復旧について話し合う文化庁の有識者会議は、平時からの古墳管理の充実や復旧作業の迅速化に向けた国への提言をまとめた。自治体主導で作業に着手できるよう、あらかじめ必要な範囲を史跡に指定しておくことや、被害状況を把握するための点検シート導入を求めた。

 石室などに壁画や彫刻が施された装飾古墳は熊本県内に200近くあり、このうち17で、地震の被害を確認した。地元自治体が復旧を目指している。

 国史跡の井寺古墳(熊本県嘉島町)は石室全体が大きくゆがみ、石材が最大で40センチ以上移動したことがレーザー探査などで判明。被害箇所の一部が史跡に指定されておらず、復旧作業に入るのが遅れたという。提言は、指定範囲が妥当かどうかを平時から検証すべきだとした。

 複数の古墳の被害状況を把握する際、点検箇所や報告内容が統一されていなかったとも指摘した。調査対象や項目などを一覧にした点検シートを作成し、被災後の緊急調査や定期点検で活用するよう促した。

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