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都議会、「築地」めぐる質問相次ぐ 知事「市場は豊洲」強調

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 都議会定例会本会議は26日、各会派の代表による代表質問が行われた。旧築地市場(中央区)跡地の再開発方針をめぐり、都民ファーストの会や自民党が説明を求めたのに対し、小池百合子知事は「都が卸売市場として運営するのは豊洲市場(江東区)」と述べ、旧築地市場の跡地に卸売市場を整備する考えがないことを強調した。

 都は先月23日、旧築地市場跡地を所有している中央卸売市場会計から、約5600億円で一般会計に売却する「有償所管換え」を行い、国際会議場・展示場(MICE)などを整備する計画の素案をまとめた。

 この案について、自民の吉原修幹事長は本会議で、小池氏が平成29年6月に表明した「築地は守る、豊洲は生かす」という基本方針から変節したと指摘。当時、小池氏が「市場業者が築地に復帰される際のお手伝いはさせていただく」と加えたことを念頭に「知事は都民や市場業者との約束を反故(ほご)にした」「方針変更の有無を説明すべきだ」と求めた。

 答弁に立った小池氏は「都が卸売市場として運営するのは豊洲。築地が培ってきたものをしっかり生かすとの思いで『築地は守る』と述べた」と述べ、当初から方向性は変わっていないとの認識を示した。

 一方、「都民」の増子博樹幹事長は、豊洲市場を含む、今後の市場経営のあり方について質問。小池氏は「コスト縮減や収益向上に向けた経営の合理化、民間の経営手法の導入など抜本的な改善を図っていく」と述べた。他の都議からも市場の民営化について質問が出たが、都中央卸売市場の村松明典市場長は「民営化の予定はない」と断言した。

 このほか、犯罪被害者やその家族らの支援について、小池氏は来年度内の条例制定に向けて検討する考えも明らかにした。

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