PR

地方 地方

甲府城跡、国史跡に指定 市長「歴史的な魅力発信する」

Messenger
国の史跡への指定を祝って掲げられた横断幕=26日、甲府市丸の内(昌林龍一撮影)
国の史跡への指定を祝って掲げられた横断幕=26日、甲府市丸の内(昌林龍一撮影)

 文部科学省は26日、甲府城跡(舞鶴城公園)を国の史跡に指定した。4月改正の文化財保護法で自治体が史跡を地域振興に生かせるようになるため、関係者は県・甲府市の跡地周辺活性化計画に拍車がかかると期待している。

 県によると、甲府城は甲府が豊臣方の支配地になった天正18(1590)年、浅野長政・幸長親子が造営を始め、慶長5(1600)年ごろまでに完成した。

 昨年11月の文化審議会の答申を受けて決定した。甲府城は東日本における初期段階の「織豊(しょくほう)系城郭」。城跡は築城時に自然の石を積んだ野面積(のづらづ)みの石垣が本丸を中心に良好に残っている点などが評価された。

 樋口雄一市長は「開府500年の今年、甲府市がさらに注目を集めることになり喜ばしい。県と連携して歴史的、観光的な魅力を発信し、まちづくりにつなげたい」とコメントした。

 甲府商工会議所も「城跡でプロジェクションマッピングを行うなど観光集客で地域振興をしたい。周辺整備で市中心部への回遊性も高めたい」としている。

 ただ、地元の一部が要望する天守閣の復元は、史実を示す絵図が見つかっていないため実現していない。国は平成28年、史跡などの歴史的建造物の復元に関する指針で、絵図など証拠の存在を条件にした。国史跡の指定で、一層厳格な検証が必要となった。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ