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7月、福島・浪江にイオン出店 避難解除後初のスーパー

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「イオン浪江店」(仮称)の外観イメージ=イオンリテール提供
「イオン浪江店」(仮称)の外観イメージ=イオンリテール提供

 総合スーパーマーケットを展開するイオンリテール(千葉市)は、復興が進む浪江町に「イオン浪江店」(仮称)を出店することを決め19日、同町と環境整備に向けた覚書を締結した。7月末までには出店したいとしており、東京電力福島第1原発事故による避難指示解除後、初めてのスーパー開店となる。

 浪江町は、平成29年3月に避難指示が一部で解除され、今年1月現在、896人が戻っている。町には仮設商店街「まち・なみ・まるしぇ」やコンビニエンスストア2店舗があるが、住民からは「生鮮食料などを扱うスーパーもほしい」という声が強く、隣接する南相馬市まで出かける買い物客も多い。

 住民の声を受け、町も複数の企業に出店を打診。東日本大震災後、被災地に生活必需品を提供するなどしてきたイオンリテールが積極的な姿勢を示したことから協議を重ね、合意に至った。

 吉田数博町長は「定住促進や生活環境の充実、生業再生にとって追い風になる」と期待を寄せた。

 店舗は敷地面積約2260平方メートル、建物面積が約1140平方メートル。国道6号に近く、浪江町役場の南側に立地する空き店舗に入る。生鮮食品や日用品、家庭用医薬品などを販売するほか、書籍や衣料品の取り寄せも行う予定。

 町民のほかに復興関連の工事関係者も利用客として見込んでおり、工事関係者の出勤時間に配慮し午前6時に開店し、午後8時まで営業する。店員は30人程度で、町内から雇用したい考え。町は家賃を5年間減免するほか、店舗の改修や備品整備にかかる費用の一部を補助する方針。

 イオンリテールの辻雅信専務は「スーパーがあるから町に帰ることを決める方も出てくると思う。帰った方が幸せになれる店をつくるのが我々の責務だ」と話した。

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