PR

地方 地方

長崎・山梨新知事が初登庁 中部道、県負担軽減「夏にめど」

Messenger

 先月の知事選で初当選し、17日就任した長崎幸太郎知事は18日、県庁に初登庁した。幹部職員への訓示や議会へのあいさつなど多忙な業務がスタート。就任会見では、公約とした中部横断自動車道の全通の遅れで追加された県費負担の軽減について、「今夏にめどをつけたい」と明言した。人口減対策では「県内就職やU・Iターンなどの数値目標を検討する」と新たなビジョン策定に意欲を示した。(松田宗弘)

                  ◇

 長崎知事は午前9時、県庁正門で花束を受け、職員の拍手に迎えられて知事室に入った。初の庁議で部長級まで19人の幹部に、「政治の出発点は県民の課題解決。県民生活、県民の経済活動のパートナーとして取り組んでいく」と意欲を語った。

 就任会見では、中部横断道の県費負担について「県として総務省と交渉を始めた。私も政府首脳、与党の政策決定部局に働きかけていく」と強調。「国に制度改正を求め、地方交付税の増額分を充てる」とした公約の実現に全力で取り組む考えを明らかにした。

 県財政課によると、中部横断道は難工事のため、国の整備区間で全通が遅れ、総事業費の4分の1を占める県負担分が、当初の32億円から124億円へ増加された。

 県負担は完成予定の平成31年度まで続くが、総務省が6月に行う1年分の地方交付税の算定に向け、本県分の配分が増額されるよう省令改正などを働きかけていくという。

 一方、人口減対策で知事は、「専門家と議論をしながら、人口ビジョンの位置づけ、県内就職やU・Iターンなどの数値目標も検討したい。今は白紙だ」と述べた。

 選挙戦では、後藤斎元知事が掲げてきた観光客なども含む「リンケージ人口100万人」構想を「言葉のごまかし」と厳しく批判しており、今後の見解が注目される。

 リニア中央新幹線の新駅周辺整備についても、「前県政が新駅乗降客を1日最大1万9700人とした根拠、新駅の場所が甲府市大津町に決まった経緯を勉強した上で、再検討の可能性を考えたい。今はどうするか白紙だ」と慎重な姿勢を示した。

 ただ、開通予定が8年後に迫っており、「時間はかけられない」と早急な検討を強調した。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ