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「峡東の果樹農業」を世界農業遺産申請

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 農林水産省は15日、峡東地域のブドウ栽培と、滋賀県琵琶湖地域の伝統的な漁業、兵庫県兵庫美方地域の但馬牛飼育の計3地域を国連食糧農業機関(FAO)が認定する「世界農業遺産」に申請すると決めた。年内にも手続きを済ませ、その後1年以内に審査される見込みだ。

 峡東地域は地形を生かしたブドウや桃の栽培や加工をしてきた。「扇状地に適応した果樹農業システム」として申請する。

 県と甲州、山梨、笛吹市が平成28年、農水省に申請した。翌年3月には国内版の「日本農業遺産」に認定された。世界農業遺産への申請は、認定根拠の説明が不十分だったとして見送られ、地元が昨年6月に再申請していた。

 世界農業遺産には、生物多様性の維持や文化の継承がされてきた伝統的な農林水産業を営む地域が認定される。

 農水省によると、2018年12月末までで21カ国、57地域が認定済みで、そのうち日本は静岡県の伝統的なワサビ栽培地域など11地域を占める。

 申請地域は公募の中から、専門家らによる審査や現地調査を経て選ばれた。

                   ◇

 FAOへの申請決定を受けて、峡東地域世界農業遺産推進協議会の会長を務める甲州市の田辺篤市長は、「大変うれしい。支援いただいた方に心から感謝したい。申請に向けて一丸となって進んでいく」とコメントした。

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