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【静岡県高校新人バレー決勝】男子 清水桜が丘、初の栄冠 女子 島田商が接戦制し連覇

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【島田商-清水桜が丘】チーム2番目の10得点を挙げた笹瀬萌々子=11日、静岡市駿河区(石原颯撮影)
【島田商-清水桜が丘】チーム2番目の10得点を挙げた笹瀬萌々子=11日、静岡市駿河区(石原颯撮影)

 県高校新人バレーボール大会(県高体連、県バレーボール協会など主催、テレビ静岡、産経新聞社協賛)は11日、草薙総合運動場体育館「このはなアリーナ」(静岡市駿河区)で、男女の決勝が行われた。男子は、前回大会準優勝だった清水桜が丘がエース山田大貴(2年)の活躍で聖隷クリストファーを2-0のストレートで破り、初の栄冠を手にした。女子は、島田商が浜松市立との接戦を2-0で制して2年連続8度目の優勝を飾った。(石原颯)

                   ◇

 ◆山田 エースの貫禄見せた 

 【男子】

 ▽決勝

 清水桜が丘 2 25-23 0 聖隷

         25-15

                   ◇

 まさにエースの貫禄。20得点をたたき出し、チームを大会初優勝に導いた清水桜が丘の山田は「2年間で県大会優勝は初。自分で決めようと思っていた」と満足げな表情を浮かべた。

 191センチの長身から繰り出す強烈なスパイクを武器にユース日本代表に選出され、世界を舞台に活躍する一方で、清水桜が丘では“あと1勝”が遠かった。1、2年生主体で戦った昨年の「春高バレー」県大会決勝では静清に完敗。主将となった新チームでは「あの悔しい、恥ずかしい思いはもうしたくない」と呼びかけ、スタートを切った。

 早速、結果を残した格好だ。決勝でもボールを集められ、アタック決定率は驚異の70・4%。自由自在にスパイクを散らし、聖隷ブロックに的を絞らせなかった。試合を決める強烈なスパイクを突き刺すと、山田は人さし指を立てて喜びを爆発させた。周りを生かすことも忘れない。左利きの望月太一朗(2年)らも存在感を見せ、チームとしての熟成をうかがわせた。

 まずはタイトルを一つ手にした。「決勝で勝てて自信になった。良いスタートが切れた」とうなずく。前身の清水商以来14年ぶりとなる“春高”の舞台が見えてきた。

                   ◇

 ◆笹瀬「自分たちで“春高”を」 

 【女子】

 ▽決勝

 島田商 2 25-22 0 浜松市立

       25-23

                   ◇

 島田商は新戦力の笹瀬萌々子(ももこ)(1年)が躍動した。主将でエースの遠藤彩萌(あやめ)(2年)に次ぐ10得点を稼いで連覇に貢献。「相手は中学の頃から知っている選手が多い。アドレナリンが出た」と笑みを浮かべた。

 西遠女子中時代に全国8強に入った実績を持つ。多くの選手が高等部に進む中、新たな環境を求めて島田商を選んだ。「落ち着いた雰囲気で一つ一つのプレーを考えさせられる」と話し、畑正剛監督の厳しい指導の下で鍛錬を積み、手応えを感じている。

 リベロを除く先発6人のうち1年生が5人という若いチーム。それだけにミスも目立ち、第1セットは2度も7点差をつけられた。「1年生の力でコートを盛り上げようとやっている」という笹瀬が中盤以降、渾身(こんしん)のスパイクで得点を重ねて試合をひっくり返した。畑監督が「大きな舞台になると、気づいたら点を取っている」と強心臓ぶりに驚くほどだ。

 近年、島田商は優勝候補と目されながら、「春高バレー」に向けて精度を高めてくる富士見に6連覇を許している。笹瀬は「そこを止めるために島田商に来た。自分たちで“春高”に出られるところを見せたい」と決意をあらわにした。

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