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【上州この人】映画監督・枝優花さん(24) 故郷の景色が創作意欲刺激

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 「自分の知っているお芝居と全然違う。登場人物全員が自分みたいに思えて、背負い切れなかった」というが、高校進学後に見方が変わった。

 地元で撮影された「リンダ リンダ リンダ」(山下敦弘監督)や「包帯クラブ」(堤幸彦監督)を見て、「見慣れた世界が作品になっている」と驚いた。「自分の痛い気持ちを描いた大人がいる」と気付き、演じる側から作る側へと興味が移っていった。

 「少女邂逅」は昨年春の第32回高崎映画祭で、年末年始にはシネマテークたかさきで上映。「自分の映画を群馬で流す」という夢をかなえた。

 「群馬に帰って田んぼを見るとテンションが上がる。散歩しながら、次の作品のことを考えたり。群馬のアーティストとも仕事をしてみたい」

 若手女性監督15人が1人8分以内の短編を持ち寄った「21世紀の女の子」にも「恋愛乾燥剤」で参加。「他の監督たちと話していると、自分はまだまだと感じる。刺激してくれる存在ができてうれしいけど、悔しくて」と笑う。

 「新星」の挑戦は続く。

                   

【プロフィル】えだ・ゆうか

 平成6年3月2日生まれ、高崎市出身。東京農大第二高、東洋大社会学部卒。早稲田映画まつりで監督作「さよならスピカ」(25年)が観客賞、審査員特別賞、「美味しく、腐る。」(26年)が観客賞。「少女邂逅」が昨年春の第42回香港国際映画祭に正式出品され、東京・新宿武蔵野館では9週間のロングランを記録。ポニーキャニオンからブルーレイとDVDも発売。「21世紀の女の子」は今月8日から東京・テアトル新宿などで順次公開。

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