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【上州この人】映画監督・枝優花さん(24) 故郷の景色が創作意欲刺激

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映画監督の枝優花さん=2月6日、東京都港区のポニーキャニオン本社(宇野貴文撮影)
映画監督の枝優花さん=2月6日、東京都港区のポニーキャニオン本社(宇野貴文撮影)

 「映画の街・高崎」で育った少女が今、新進監督として注目を集めている。故郷で撮影し、昨年6月に劇場公開された初長編監督作「少女邂逅(かいこう)」が人気を呼んだ枝優花さん(24)。「群馬の景色が支えになっている」と語り、ますます創作意欲に燃えている。(宇野貴文)

                   

 「見てくれる人にとって、何かが変わるきっかけになる作品にしたかった」

 いじめが原因で声を出せなくなった女子高生・ミユリ(保紫萌香、現・穂志もえか)と転校生・紬(つむぎ)(モトーラ世理奈)の交流を描く物語。

 母校の東京農大第二高や喫茶コンパル、上信電鉄西吉井駅などで撮影した。玉村町の一軒家で出演者、スタッフら約30人と合宿し、「夜は雑魚寝。私は布団がなくて服をかけて寝てました」。

 上京し、早稲田大の映画サークルに入った18歳の頃から撮りたかった作品。学校の授業で親しんできた蚕の生態と、若さや外見に価値があると決めつけられる少女たちを重ね、ストーリーを作った。

 ベースには、テニス部の部長だった中学時代に受けたいじめの実体験がある。

  小学5年から演劇のワークショップに参加。いじめなどで鬱屈(うっくつ)した中学生たちを描いた「リリイ・シュシュのすべて」(岩井俊二監督)に衝撃を受けた。

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