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兵庫県内初「農家レストラン」オープン 淡路・野島常盤の高台を造成

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上下に可動するイチゴ棚を眺めながら休憩できるハウス
上下に可動するイチゴ棚を眺めながら休憩できるハウス

 淡路市野島常盤の高台に、ハイテクを駆使したイチゴハウスを備えた農家レストラン「グリナリウム淡路島」が今月、オープンした。国の規制緩和で、各地に広がりつつある農家レストランの県第1号。運営者は広大な土地を生かし、農業の新たなスタイルを目指している。

 グリナリウム淡路島は、淡路市北部でトマトを生産する「淡路の島菜園」(大森一輝社長)が運営。野島常盤地区の耕作放棄地約6・7ヘクタールを借り受け、ハウス3棟とレストラン&カフェを造成・整備した。

 大森社長は外食産業や農場などを経て、平成20年に淡路市で就農。同社を設立して農園などを運営する一方、農作物とレジャーの融合など新たな農業のスタイルを模索してきた。

 農地では本来、農業用以外の施設を建設することはできない。だが、国の規制緩和で、県全域が「関西圏国家戦略特区」に指定され、飲食店(農家レストラン)が建設できるようになったことから、この制度を活用するなどしてオープンにこぎ着けた。

 レストラン&カフェは平屋建ての約190平方メートルに30席。イチゴを使ったデザートのほか、隣接するハウス(約200平方メートル)で栽培される多彩なトマトを来場者が収穫して作るサラダ(収穫期の3月ごろから実施)や、元ホテルシェフによるトマト料理やランチなどを用意。

 また、イチゴが楽しめるハウス(約1440平方メートル)には、上下に可動するつり下げ式の水耕栽培棚を配置。紅ほっぺなど3種類のイチゴを摘み取るだけでなく、「いちごピクニック」と称し、ハウスの床に座って、頭上の栽培棚のイチゴを眺めながらレストランのテイクアウトメニューを持ち込み、読書をするなど自由な時間が楽しめる。

 大森社長は「ただ食べるだけでなく、『いちごピクニック』のように、一日を長く使っていただける場所に育て上げ、島外の方には淡路島に再訪してもらえるように。そして、農業の新たなスタイルを次の世代につなげていけたら」と話している。

 午前10時~午後4時。水曜休み(今月9日も休み)。イチゴ狩り&ピクニックは1パック約500円~(量り売り、4歳以上)。問い合わせはグリナリウム淡路島(090・7556・3244)。

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