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自筆で描く肉筆浮世絵の美 奈良県立美術館で企画展

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 絵師が筆で描いた肉筆浮世絵を紹介する企画展「姿の美、衣装の美…肉筆浮世絵」が、県立美術館(奈良市)で開かれている。美人画などが展示され、現世享受という価値観の中で生まれた優美な世界を堪能できる。前期は17日まで、後期は同19日~3月17日で、一部展示替えがある。

 浮世絵は江戸時代前期に誕生。近世初期風俗画の「寛文美人」を受け継いだ美人画が代表的な主題の一つとなった。今回は版画ではなく、絵師が自筆で描いた肉筆画を中心に約90点を展示する。

 会場は近世初期風俗画、浮世絵美人画、多彩な主題などのテーマで構成。展示品のうち、重文の「舞踊図」(京都市蔵、前期展示)は扇を手に舞い踊る女性の姿を表現。菱川師房の「見返り美人図」(県立美術館蔵)はやや腰を落して歩む女性を、歌川国長の「椿と花魁(おいらん)図」(同)は遊女とツバキを生けた花器を描いている。

 また、2代鳥居清信の「矢の根五郎」絵馬(西大寺蔵)は歌舞伎「矢の根」の一場面。江戸で行われた西大寺・愛染明王像の出開帳(寺外での公開)が芝居に取り入れられ人気を集めたことから、同寺に奉納された大絵馬という。

 開館時間は午前9時~午後5時。今月12、18、25日は休館。観覧料は一般400円、高校・大学生250円、小・中学生150円。問い合わせは県立美術館(0742・23・3968)。

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