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薩摩焼の逸品、海外から里帰り 露皇帝献上品も披露の特別展

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薩摩藩主の島津忠義がニコライ2世へ贈った、ふた付きのつぼ(ロシアのエルミタージュ美術館蔵)
薩摩藩主の島津忠義がニコライ2世へ贈った、ふた付きのつぼ(ロシアのエルミタージュ美術館蔵)

 幕末の頃から輸出され明治期に海外で人気を博した薩摩焼の歴史をひもとく特別展が、鹿児島県歴史資料センター黎明館(鹿児島市)で開かれている。約120年ぶりに「里帰り」したロシア皇帝ニコライ2世への献上品など、4カ国から集めた約50点のほとんどは本邦初公開の逸品。2月24日まで。

 豊臣秀吉が16世紀終盤に行った朝鮮出兵の際、薩摩の戦国武将、島津義弘の軍は、半島から現地の陶工を連れ帰った。

 この陶工らが、薩摩焼を作り始めた。

 薩摩焼は徐々に鮮やかな色付けがなされるようになり、幕末以降には欧米人を意識し、金色を多く使った豪華な花鳥図なども描かれた。こうした変遷を紹介しようと、会場には計約260点が年代順に並ぶ。

 目玉の一つは、旧藩主の島津忠義が明治29(1896)年にニコライ2世へ贈った、ふた付きのつぼ。高さ87センチで、ロシアのエルミタージュ美術館が所蔵している。

 英国の博物館から借り受けた、藤の花などを描いた花瓶は、幕末の1867年に薩摩藩がパリの万国博覧会に出品した。

 観覧料は大人が1千円、高校生以上の学生は600円、中学生以下無料。

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