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ニホンライチョウに会える 那須どうぶつ王国で来月16日公開

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 国の特別天然記念物で絶滅危惧種、ニホンライチョウの人工繁殖に取り組む那須どうぶつ王国(那須町大島)で3月16日から、ニホンライチョウの雄と雌を1羽ずつ公開する。国内での公開は平成16年、大町山岳博物館(長野県大町市)で雄の1羽が死んで以降、途絶えており、15年ぶり。

 どうぶつ王国のほか、上野動物園(東京都台東区)▽富山市ファミリーパーク(富山市)▽いしかわ動物園(石川県能美市)▽大町山岳博物館-の4施設でも3月15日から公開される。

 人工飼育で順調に数が増えていることから実現。24年、国のライチョウ保護増殖事業が始まって以来初めてとなる。1月10日に環境省が開いたライチョウ保護増殖検討会で決まった。

 どうぶつ王国で公開されるのは、大町山岳博物館から受け入れた受精卵から生まれた雌と、昨年3月に同館から受け入れた雄。どうぶつ王国では2羽をつがいにして人工繁殖に取り組んでいる。同園「保全の森」のライチョウ飼育スペースを改修し、観覧通路に面した2部屋を展示エリアにする。通路側にはスクリーンを設置。繁殖期など状況によっては公開を中断することもある。

 佐藤哲也園長は「一般公開を機にライチョウの魅力や取り巻く環境、さまざまな課題を知ってほしい」と話している。

 ニホンライチョウは、1980年代には本州中部の高山帯に約3000羽生息していたとされるが、減少が続き、平成5年に絶滅危惧種に指定された。(伊沢利幸)

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