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自民、衆院山梨1区支部長を来月中に決定 「甘利裁定」求める声も

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 自民党は来月までに、中谷真一氏と宮川典子氏のどちらかを、衆院山梨1区の支部長に決める。両氏を交互に公認してきた「コスタリカ方式」は、同区に出馬しない1人を比例代表南関東ブロックで単独1位にしてきたため、同ブロックの神奈川、千葉県連から厳しく批判されてきた。すでにコスタリカ方式の解消方針を決めており、中谷氏が比例で復活当選した前回(平成29年10月)以降、支部長の空席が続いている。ただ、決定方法や支部長になれない場合の処遇など難題も多い。

 3日、県連の最高意思決定機関「役員・党支部長合同会議」で、出席者が「1区支部長の決定をお願いしたい」と発言。森屋宏会長は「決着をつけるのはお約束したこと。党本部の甘利明選対委員長を交え、2人と話し合いたい」と答え、報道陣の取材に「来月中に決める」と明言した。

 山梨1区は現在無所属の中島克仁氏が強く、これまで中谷、宮川氏の比例復活が続いてきた。他県連からの批判に、森屋会長は一昨年の衆院選後、「コスタリカは今回限り」と表明していた。

 焦点の支部長選びについて、宮川氏は「衆院選がいつあっても対応できるよう『常在戦場』の気持ちで準備している」、中谷氏も「簡単に決められないだろう。その後のことも含め、今はコメントできない」と多くを語らない。

 県連の国会議員や県議への取材を総合すると、支部長になれなかった場合、(1)党本部との調整で比例名簿の上位を目指し、南関東ブロックに単独で立候補する(2)当選できない場合は、3年後の参院選擁立を検討する-という青写真が描かれているという。

 夏の衆参ダブル選挙もささやかれる中、県連内には調整の難航を懸念する見方も目立ち、「“甘利裁定”に委ねるしかないかもしれない」(幹部)との声も出始めている。

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