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「京の老舗」表彰が半世紀 大正2年創業のカシフジなど21社

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西脇知事(左)から表彰される奥西緑芳園本店の代表者ら=京都市中京区のANAクラウンプラザホテル京都
西脇知事(左)から表彰される奥西緑芳園本店の代表者ら=京都市中京区のANAクラウンプラザホテル京都

 府内に本社を置いて100年以上経営を続け、他社の模範といえる企業をたたえる府の「京の老舗」表彰制度が平成30年度で半世紀(50年)の歴史を迎えた。30年度は大正7(1918)年以前に創業した21社が新たに仲間入りし、西脇隆俊知事から表彰された。

 「京の老舗」表彰は、府の開庁100年の節目となる昭和43年度に創設。30年度までに計1994社を表彰してきた。

 30年度は、歯車加工の工作機械メーカーとして知られるカシフジ(京都市南区、大正2年創業)をはじめ、外食店「天ぷら圓堂(えんどう)」を展開する八坂圓堂(同市東山区、明治18年創業)、豆菓子製造の豆富(まめとみ)本舗(同市下京区、明治41年創業)など21社。このうち創業年が最も古いのは、茶製造・小売りの奥西緑芳園本店(京田辺市)の慶応元(1865)年だった。

 京都市内で1月30日に行われた表彰式の前には「老舗が未来に伝えるもの」をテーマにパネルディスカッションを開催。寛正6(1465)年創業のそば・菓子店「本家尾張屋」(京都市中京区)の16代目当主、稲岡亜里子(ありこ)さんは「見えない価値を伝え、良いサービス、味を保つかどうかが大事」と指摘。仏高級ブランド、エルメスの日本法人社長をつとめた齋藤峰明さんは「フランス料理も時代で変わるようにフレキシブル(柔軟)に日本の伝統を世界に紹介することではないか」と語った。

 府によると、府内企業のうち1868年の明治維新以前に創業した歴史をもつ企業は312社。都道府県別では東京(283社)などを上回り、日本一の数を誇るという。

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