PR

地方 地方

志木市ふるさと納税、カパル効果で寄付額5倍

Messenger

 志木市のふるさと納税の寄付額(平成30年4~12月まで)が前年度に比べて一気に約5倍に膨らんだことが31日、分かった。昨年の「ゆるキャラグランプリ」で初優勝した市文化スポーツ振興公社の公式キャラクター「カパル」の返礼品を求めて寄付しているケースが増えているためだ。市は「カパル効果」にあやかって31年度以降、カパル関連の返礼品を拡充し、寄付額のさらなる上積みを目指す。

 志木市財政課によると、市の29年度のふるさと納税の寄付額は約195万円だった。市には目立った特産品がなく、県内自治体の寄付額の順位は63市町村のうち58位と低迷している。ただ、カパル効果もあって昨年4~12月までの寄付額(入金確認分)は約972万円と前年度の約5倍に増えた。

 市から返礼品の運営を委託されている会社の担当者は「カパルを熱烈に応援する『カパラー』だけでなく、優勝したことで一般のファンからも寄付が増えている」と分析する。昨年12月に、今年4~5月に送る予定のカパルのぬいぐるみ「カパぐるみ」の返礼品の応募を受け付けたところ、SNSで話題を呼び、返礼品の1番人気となっている。

 こうしたカパル人気をフル活用しようと、志木市の香川武文市長も「カパル関連の返礼品を増やす」と意気込む。カパルグッズに寄付した場合、カパルの特別住民票の写しを同封することも決めた。

 4月以降はカパル関連の返礼品の品ぞろえも強化する。近年増えている体験型の返礼品としてカパルのディナーショーや、カッパ伝説のある市内の名所をカパルと一緒に探訪する「カッパめぐりツアー」なども企画している。

 県内のゆるキャラでは深谷市の「ふっかちゃん」が全国で人気がある。同市は「深谷ねぎ」など特産品が多いほか、ふっかちゃん関連グッズの人気もあり、29年度はふるさと納税の寄付額が2億5955万円で県内トップ。志木市もカパル関連のグッズの拡充で、上位進出を目指す。 (黄金崎元)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ