PR

地方 地方

【山形県民の警察官受章者の横顔】(上) 米沢警察署強行・特殊犯係長・横尾正悦警部補(56)

Messenger

 ■「犯人は絶対許さない」強い思い

 県民が安心・安全に暮らせるよう、日夜職務に精励する警察官を顕彰する「平成30年度山形県民の警察官」(産経新聞社主催)の表彰式が2月5日、山形市の県自治会館で行われる。「県民の警察官章」を受章する米沢警察署強行・特殊犯係長、横尾正悦警部補(56)と、山形警察署地域係長(東部交番所長)、宍戸英樹警部補(58)の職務にかける思いや、その横顔を2回にわたって紹介する。

 刑事もののテレビドラマに登場するような、容疑者を激しく責める刑事ではない。むしろ、事実を積み上げて、事件の真相に迫る捜査手法を信条とする。「テレビドラマのようには容疑者に接しませんよ」とほほ笑む。

 勤続38年あまりのうち、31年を第一線の刑事として過ごしてきた。「担当した事件数は数えきれない」。強盗、殺人、性犯罪…と、多岐にわたる犯罪の捜査活動を長年続けるなか、常に自分を戒めてきた信念がある。「被害者(遺族)を悲惨な目に遭わせた犯人は絶対に許さない」。優しい語り口からは想像できない強い思いだ。

 「(容疑者の)取り調べは自分の背後にいる被害者に代わって行うもの」

 こう信じて、日々の捜査活動に臨んでいる。

 地元、大石田町の駐在所員に勧められ、警察官を志した。すでに決まっていた調理師への道からの転身だった。初志に抱いた疑問をいまだに自分の支えにしている。それは、「なぜ容疑者は自供するのか」。話したくない、明かしたくない、容疑者だけが知る秘密。それを容疑者自身に語らせていく。

 「これができるのは『言葉の間』としか言えません。(自供させるのは)難しい。自分は、できないことに向かう性分なんですね」 (柏崎幸三)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ