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古民家改修「第2の実家」 南越前に宿泊施設、来月下旬オープン 地域おこし協力隊・中谷さん提案

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 江戸時代に北国街道の宿場町として栄えた「今庄宿」の面影が残る南越前町今庄に、空き家だった古民家を改修した宿泊施設「地域まるっと体感宿 玉村屋」が2月下旬にオープンする。古民家の活用を提案したのは同町の地域おこし協力隊の中谷翔さん(30)。「地域の暮らしを体験し、第2の実家のように利用してほしい」と話す。

 今庄宿の街道沿いにある古民家は木造2階建て。昭和4年ごろに建てられ、築約90年。10年ほど前から空き家になっていた。管理ができなくなった所有者が平成28年8月に建物と土地を同町に無償譲渡した。

 京都市出身の中谷さんは東京の旅行会社や岐阜県の宿泊施設で働いた後、平成28年4月から地域おこし協力隊として同町に来た。古民家を宿泊施設として活用することを町に提案。古い町並みを生かした地域づくりを進めていた同町も中谷さんの提案を受けいれた。

 宿泊施設の開業に向け、町は古民家を改修。1階には8畳と6畳の和室を使い、地域の人と宿泊者が交流できるスペース、宿泊者が自炊するキッチン、シャワーなどを設けた。2階に宿泊用の3部屋を配置し最大で7人が宿泊できる。古民家の外観を生かし、天井の一部を壁などに利用するなどした。改修費は約1500万円で、県の補助金も活用した。

 中谷さんが理事を務める社団法人が運営する。開業前から実施しているつるし柿作りや梅の収穫、酒造りなど地域の人と交流する体験イベントを取り入れていく。

 中谷さんは「南越前町は自分がやりたいことができる可能性があると感じた。外部の人を受け入れてくれる」と話す。

 3月末の任期終了後は、宿泊施設の運営と観光関係の仕事を担う。「ここに宿泊すれば地域の暮らしが体験できる。都市部の人と地域の人が交流する場にしたい。宿泊する人が増えれば地域の人の誇りや自信にもなる」と力を込めた。

 週末に宿泊を受け付ける予定。ホームページ(https://tamamuraya.jp/)も開設している。

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