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北九州市長選 北橋氏に4期目の課題 企業撤退や人口減、活性化で問われる手腕

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当選を決め、花束を掲げる北橋健治氏
当選を決め、花束を掲げる北橋健治氏

 27日投開票された北九州市長選で4選を果たした無所属現職の北橋健治氏(65)は同日夜、大勢の支持者と喜びを分かち合い、「若者が魅力を感じ、定住できる仕事を作りたい」と述べた。

 選挙戦は北橋氏に対し、いずれも無所属で、共産党福岡県常任委員の新人、永田浩一氏(53)=共産推薦=と、水産加工会社社長の新人、秋武政道氏(58)が挑む構図だった。

 北橋氏は選挙戦で、国家戦略特区の指定や、暴力団対策による治安の改善など、3期12年の実績を強調した。その上で、下関北九州道路の整備や、洋上風力発電産業の拠点化などを推進し、観光も組み合わせ、地方創生のモデルを目指すと訴え、幅広い支持を集めた。

 北橋氏は同日夜、同市八幡東区の大谷会館で、支持者と開票を待った。午後8時過ぎに「当選確実」の一報が入ると、会場では歓声が上がり、万歳三唱で再選を祝った。北橋氏は「ロボットや風力発電関連産業、北九州空港などを活用していく」と述べた。

 ただ、北九州を取り巻く現状は厳しい。北橋市政の12年間で、東芝はじめ、工場や事業所の撤退が相次ぎ、スペースワールドは閉園した。人口減少も進む。地場百貨店・井筒屋は小倉・黒崎両駅前から撤退する。

 北橋氏は過去、首長の多選を批判した。今回の選挙で、自身の発言との整合性を問われる場面もあった。

 いずれにせよ、4期目がスタートする。北九州市の活性化という公約の着実な達成が求められる。

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