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【山梨知事選立候補者の横顔】(4)長崎幸太郎氏(50) 県民のために県政変える

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 --これまでの国政から知事選に挑む理由は

 「山梨を見捨てておけないからです。県政を変えなければ県民がかわいそう。山梨は素材も将来性もあるはずなのに、芽が出ていない。平成17年の衆院初当選から山梨2区で政治活動を続けた。無所属の浪人期間中も支えていただいた。徹底して『地域に、山梨に貢献したい』との思いがあります。支援者から『今の山梨では困る。あなたは地域貢献をしたい、とずっと言っていたじゃないか。行動してくれないか』といわれて決断に至りました」

 --政治家の原点は

 「実家は東京の下町。両親は繊維卸売りの零細企業を営んでいた。小学4年のとき、父と一緒に行った近所のレストランで感じたことが、政治への関心のきっかけです。実家はどちらかというと貧乏でした。そのレストランで、父は肩身の狭いそぶりをした。『なんで?』と聞くと、『ここは金持ちの来るところだ』と。幼いながらも矛盾を感じ、『格差を是正する政治に携わりたい』と思ったのです」

 --東大から大蔵官僚に進んだ理由は

 「役所で研鑽(けんさん)しながら機会を待つのが、政治家になる唯一の方法でした。役所に入るには、東大法学部が近道で、入学後は租税法のゼミに入りました。格差是正の大きな政策手段を勉強したかったですから。税は政治そのものの部分もあります。貧困など生まれながらの、どうしようもない格差は“悪”であり、政治の力で是正したいんです」

 --政治家として、やりがいを感じるときは

 「有権者の声を国へ届け、勝ち取った成果を伝えて喜ぶ顔が見られるとき。26年の大雪でビニールハウスが倒壊し、果樹農家の方は『撤去してくれないと、やる気も起きない』と言った。そこで、財務省と掛け合い、地元負担が少ない形で施設を早期撤去できるように省令を変えてもらいました。その後、新しいハウスでの栽培開始の話を聞いたときはうれしかった」

 --趣味は

 「温泉や健康ランド。山梨は単位面積当たりの温泉の泉質の多様さが全国一らしい。最近行けていないですけれども。あとは、子供の朝ご飯づくり。自分としてのヒットは『焼き卵かけごはん』。卵をお好み焼きのようにフライパンで焼いて、ケチャップ乗せたり、タバスコをかけたりと」

 --自身の性格は

 「非常に諦めが悪い。一昨年の衆院選で落選したが、政治を諦められませんでした。お世話になった支援者にお返しできるよう、自分を鼓舞し、ここまでやってきた。政治信条は『政治はみんなのもの。役に立ってなんぼのもの』です」 (聞き手 松田宗弘)=おわり

                   ◇

【プロフィル】ながさき・こうたろう

 昭和43年8月18日、東京都生まれ。東大卒。大蔵省(現財務省)入省。県政策参事などを経て平成17年、衆院選山梨2区で初当選。通算3期。21年に自民党を離党。復党して臨んだ29年10月の衆院選で落選し、党幹事長政策補佐。

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