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開業後押しシェアキッチン 豊島・南長崎にオープン 24時間365日利用可能

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 本格的な調理機器を備えたシェアキッチン「コマワリキッチン」が22日、豊島区南長崎でオープンした。調理場を曜日や時間で分けて使う施設で、安価な利用料で自分が調理した料理を販売できるのが特長。経営のノウハウなどを提供する講習会も定期的に催し、飲食店の開業を目指す人を後押しする。会員登録すれば24時間365日誰でも利用することが可能で、地域コミュニティーの育成にも一役買いそうだ。(松崎翼)

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 コマワリキッチンは、築45年の空き店舗を活用。漫画の「コマ割り」から、さまざまな人でシェアして利用してほしいという思いを込めて名付けた。不動産事業を展開するジェクトワン(渋谷区)が運営を担う。延べ床面積は約40平方メートルで、約1千万円をかけて整備。業務用のガスコンロや冷凍冷蔵庫、高性能のコンベクションオーブン、対面販売用のショーケースなどが備えられているほか、イートインスペースも用意されている。

 ◆料理の販売も可能

 菓子製造と飲食店営業の許可を取得しているため、食品衛生責任者の資格を取得した人であれば、シェアキッチンで調理したものを販売することが可能だ。アイデアを形にする方法や販路の形成、会員制交流サイト(SNS)を使ったブランディングなどについて、プロからアドバイスを受けられる「起業塾」(全5回)も開き、開業を考えている人をサポートする。

 このほか、料理教室や新メニューの開発、食育イベントの開催などにも利用することが可能で、食を通じた住民同士の交流拠点としての役割も目指している。近くでは、手塚治虫など日本を代表する漫画家たちがかつて暮らしたアパート「トキワ荘」の復元施設も来年3月にオープンが予定されており、今後はトキワ荘と連携したイベントも計画し、地域を盛り上げたいとしている。

 ◆地域活性化に期待

 22日に行われた関係者向けの内覧会で、豊島区の高野之夫区長は「地域の活性化に向けた第一歩になる」とオープンを歓迎。ジェクトワンの石井萌奈さん(27)は「自分の店を出してみたい人が、気軽にチャレンジできるような場所にしたい」と話した。

 利用料金は、ドロップイン会員(月5時間)が1万5千円、シルバー会員(月15時間)が2万1千円、ゴールド会員(月30時間)が3万5千円、プラチナ会員(月50時間)が5万5千円。

 29日までは、区内の人気店舗が日替わりでパン、菓子、コーヒーなどを販売している。

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