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【山梨知事選立候補者の横顔】(1)花田仁氏(57) 医療と福祉しっかりと

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 27日に投開票を迎える知事選は、早くも後半戦に入った。立候補した花田仁氏(57)、米長晴信氏(53)、後藤斎氏(61)、長崎幸太郎氏(50)は連日、激しい舌戦を展開している。4人の候補者はどんな人たちなのか。告示前に4氏に取材し、生い立ちやプライベートなど人柄に迫った。初回は無所属の新人、花田氏=共産推薦。(届け出順)

                   ◇

 --読書家だそうですね

 「小学校4年のとき、図書館から多くの本を借りて読んでほめられて以来、たくさんの本を読むようになりました」

 --大学で経済学を専攻した理由は

 「経済の仕組みに関心があった。県外に出てみたいという思いもあり、中央大に進学しました。金融論を学び、大学の教員を目指していました」

 --学生時代は何に打ち込んでいたのですか

 「3年から劇団『ともしび』の講座を受けた。先輩が『人を教える人間は文化的なものに接しなくてはいかん』と。仲間からは『最もそういうものをやりそうにない雰囲気の人が入った』と言われました」

 --山梨県職員の試験に受かったそうですね

 「4年になる直前にスキーで骨折した。当時、民間就職ガイダンスは4月からで、出遅れるため『公務員試験でも受けてみるか』と思った。金融論を勉強したので生かせました」

 --卒業後、何の仕事に就いたのですか

 「『ともしび』の劇団員です。『欠員が出たから役者やらないか』と声をかけられた。『数年間やってみるか』と軽い気持ちでしたが、13年間やりました」

 --どんな役者を

 「朝鮮半島の民話をモチーフにした『金剛山のトラたいじ』という音楽劇で、トラを演じました」

 --帰郷のきっかけは

 「父親が急死したいう連絡の翌日も公演があり、これはきつかった。故郷の甲府に戻り、家庭教師の派遣会社で約2年間、営業の仕事をしました」

 --会社員時代で印象に残っていることは

 「当時、女子高生の間でガングロギャルがはやっていまして、そういう生徒に接したときに、どう応対すればいいのか、頭の中が真っ白になりました」

 --共産党の事務局に入るきっかけは

 「知人から『県委員会の事務局の仕事をやらないか』と話がきた。それまで政治に関わる仕事には関心がなかったが、マルクスなどを読んでいたこともあり、引き受けました」

 --政治に関して強く思ったことは

 「東日本大震災の後、計画停電で暖房器具が使えなくなり、母親が急性肺炎で亡くなった。受け入れ先の病院に行くまで1時間。医療と福祉がしっかりしていないと命を守ることができないと強く実感しました」

 --今回の知事選に立候補した理由は

 「現県政が障害者など社会的に弱い人にあまり目を向けていないこと。もう一つは待機児童問題。待ちはないというが、親の職場と保育所が反対方向だとかわいそうじゃないですか」(聞き手 昌林龍一)

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【プロフィル】花田仁

 はなだ・ひとし 昭和36年3月18日、甲府市生まれ。中央大経済学部卒業後、58年に共産党入党。児童劇団の役者を経て、党山梨県本部事務局。党県議団事務局長などを経て、平成26年から党県委員長。過去に衆院選3回、参院選3回、知事選1回に立候補した。

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