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京都の一休寺、屋根葺き替え費CF 参加者にオリジナルグッズ

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 一休禅師ゆかりの酬恩庵(しゅうおんあん)一休寺(京田辺市)が、境内の開山(かいざん)堂の屋根の葺(ふ)き替え費用をまかなうため、インターネット上で資金を募る「クラウドファンディング(CF)」を行っている。(小川恵理子)

 CFの実施は4年前に枯山水庭園の保全のためのライトアップイベントに続き2回目。企画した田邊宗弘副住職は、檀家(だんか)の減少など寺院が直面する問題を背景に、「次世代に向けたお寺のあり方を提案できれば」と語る。

 3500円~2万6200円の7コース計11種類のいずれかに寄付すると、寄付の金額に合わせて地元の若手職人とコラボして制作したオリジナルグッズがもらえる。

 オリジナルグッズは、これまで寺に縁がなかった人たちにも寺や禅の教えを知るきっかけにしてもらおうと、「Guide to ZEN Life(日常に禅を)」をコンセプトに、日常生活にも取り入れやすいデザインを意識した。白地に一休禅師などが描かれた赤膚(あかはだ)焼の小皿をはじめ、僧侶が座禅の際に使用する円形座布団「座蒲(ざふ)」をモデルにした山城地域伝統の「柿渋染め」のカバーが特徴的なクッション、中国から日本に禅の教えを伝えた大応国師の手のひらサイズの置物などを取りそろえた。

 「時代に即したお寺のあり方を模索中ですが、『こうあらなければ』という思いはない」と田邊副住職。CFを活用することで、葺き替え費用の支援を求める対象は、本来の檀家だけでなくインターネット上の不特定多数になる。

 「CFは開かれたコミュニケーション手段であり、『つなぎ手』の役割を持つお寺が利用することに違和感はない。気軽に参加して、お寺を知るきっかけにしてもらいたい」と話している。

 寄付は30日まで。CFサイト「Makuake(マクアケ)」から現金振り込みやクレジットカード決済が利用できる。

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