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綾部市、指定文化財に光明寺の二王門棟札など新たに3件

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 綾部市教育委員会は、光明寺(同市睦寄町)の二王門棟札(むなふだ)など同寺に関する3件を新たに市指定文化財に指定した。中世の光明寺の寺院や修行僧、庶民の信仰のあり方を具体的に示す貴重な資料という。今回の指定で、同市の指定文化財は41件となった。

 指定されたのは、いずれも光明寺が所有する二王門棟札1枚▽二王門納札(おさめふだ)14点▽町石(ちょうせき)1基-の計3件。

 棟札は木製で長さ112センチ。昭和25年から行われた国宝・光明寺二王門の解体修理で、下層天井板に使用されているのが発見された。鎌倉時代のもので、二王門が仁治3(1242)年に着工し、建長5(1253)年に完成したことが記されている。

 納札は、同じ解体修理で楼上から発見された。木製で長さ41~17・6センチ。文明7(1475)年から永正14(1517)年の年代や修行僧の名が記されており、室町~江戸時代に納められたとみられる。立山、白山、富士山の三霊峰で修行したことや、西国三十三カ所を巡礼したことなどが記されており、光明寺の修行僧が広範囲で活動していたことを示している。

 町石(高さ117センチ)は、光明寺南東の山麓に設置されていたもので、同寺まで十六丁(約1800メートル)の距離であることを示している。永徳2(1382)年の銘があり、亡き母の三十五日目の追善のために建てたことが記されているという。

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