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今春開業の旧南間ホテル、「ましこ悠和館」に 栃木

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 天皇陛下が皇太子時代に疎開され、終戦時の玉音放送を聴かれた奥日光・旧南間ホテルの再整備を進めている益子町は、新名称を「ましこ悠和館(ゆうわかん)」と決め、発表した。展示・宿泊施設として今春、開業予定。

 旧南間ホテルは奥日光・湯ノ湖畔にあった。終戦間際には、当時皇太子だった天皇陛下が日光田母沢(たもざわ)御用邸から移られた。木造2階建て、延べ床面積約600平方メートルの別館があり、この2階の奥の部屋で昭和20年8月15日、玉音放送を聴かれた。

 ホテル廃業後、別館は昭和48年に益子町に移築された。同町の益子焼窯元「つかもと」が「平成館」の名でギャラリーなどに利用していたが、平成28年に町に寄贈。その後、町が約2億円をかけて改修を進めていた。町は「平和のギャラリー」スペースを設け、平和を学ぶ拠点としての活用を計画。宿泊できる部屋も5室設ける。

 昨年の新名称募集に県内外から105点の応募があり、東京都世田谷区の作詞家、保岡直樹さん(48)の案が最優秀賞となった。保岡さんは「末永く平和の尊さを伝える建物、ゆったりと心和む宿泊施設をイメージした」とコメント。同町観光商工課は「幅広い世代に平和を発信できる施設にしたい。それにふさわしい展示も検討している」としている。

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