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受け身で高齢者のけが防止 和歌山市の柔道場で転び方教室

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 和歌山市にある柔道の道場「紀柔館」で、高齢者向けの「転び方健康教室(ころ健)」が開かれている。柔道の受け身を応用した「安全な転び方」を学び、転倒時のけが防止につなげる試み。指導する腹巻宏一さん(54)は「転倒事故が多い中で、転び方を学ぶという逆転の発想で高齢者の健康を後押ししたい」と説明する。

 「いち、に、さん…」。参加者は声を出し合い、手や足を順番に動かし、腹巻さんの「はい転んでー」の声で、体を丸めて転んだ。柔道の受け身のようにすることで、頭を守り、体への衝撃を和らげられるという。この他、柔道や合気道の体さばきの動きを取り入れたトレーニングで体幹やバランス能力を鍛える。

 柔道を生かし地域貢献をしたいとの思いから、平成29年4月に始め、今は市内の60~80代の6人が週に1度集まる。

 「地域の集いの場にもなり、心身ともに健康になってほしい」と腹巻さん。参加している金田章さん(87)は「週1回、運動する良い機会。今後も続けていきたい」と話していた。

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