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須賀川市、新成人893人に「円谷幸吉からの伝言」配布

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 〈福島〉各地で成人式が行われた13日、須賀川市は新成人893人に、同市出身の陸上選手、円谷幸吉(1940~68年)が生前に新成人に贈ったメッセージ「円谷幸吉からの伝言」を配布した。

 円谷は、昭和39年の東京五輪マラソン種目で銅メダルを獲得、将来を嘱望されたが、43年に自殺した。

 このメッセージは円谷が昭和41年に北海道内の新成人に向けて書いたもので、兄の喜久造さん(86)から存在を伝えられた市が平成25年に広報誌に掲載。2020年東京五輪・パラリンピックの開催が近づいていることや、円谷の事績を後世に伝えるために配布を決めた。今後も配布は継続したい考えだ。

 原題は「オリンピックの教訓」で、メダル獲得に至るまでの心情や練習の過程を記している。信念を貫くことの大切さや、畠野洋夫コーチや同僚の選手たちに支えられたことに触れて「人間はひとりのみでは生活できない」と、「人間の和」を強調するなどしている。

 生前の円谷を、「コーチが止めるほど練習をしていた」と振り返る喜久造さんは、「一日一日の積み重ねの大切さなど、今でも役に立つことが書いてあると思う」と話した。

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