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新春彩る華やかな書画61点 成田山書道美術館で特別展

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「幕末の三筆」の一人、貫名菘翁の「前後赤壁賦」
「幕末の三筆」の一人、貫名菘翁の「前後赤壁賦」

 成田山新勝寺(成田市)の境内にある成田山書道美術館で、新春特別展「江戸の書と絵画」が2月17日まで開催されている。江戸時代の書画を中心に貴重な作品を展示しており、立ち寄る初詣客らの目を楽しませている。(城之内和義)

 新年を明るく迎えてもらおうと、正月にふさわしい縁起の良い題材や華やかな作品をそろえた企画展。会場には同館と新勝寺が所蔵する計61点が並ぶ。

 江戸時代の画家集団で将軍に謁見できた奥絵師「木挽町(こびきちょう)狩野(かのう)家」の7代目、狩野惟信(これのぶ)(1753~1808年)の「松鷹図」は、寛政5(1793)年の正月に描かれたことが記されており、制作時期が明確な作としても貴重という。同館学芸員の谷本真里さんは「新年を迎えたお祝いの席で、即興で描いた『席画』ではないか」と話す。

 逸見一純(へんみ・かずよし)(1838~1907年)の「百子図」は、子孫繁栄を意味する縁起物の日本画。逸見は新勝寺の釈迦堂(旧本堂)の外周に飾られた五百羅漢像の下絵を描いた狩野一信の弟子で、同寺との縁も深い。

 このほか土佐光成(1646~1710年)の作と伝えられる「源氏物語図屏風(びょうぶ)」は、一双の屏風に源氏物語の場面を春秋に分けて描いた大作。かつて同寺が客人を招く部屋にしつらえていたものと思われ、平安のみやびやかな光景が目を引く。

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