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【青森発】県産米のエース「青天の霹靂」収量最少 ブランド力低下を危惧

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県が開いた生産指導研修会では、ブランド力維持に向け、販売対策の充実を求める意見も出された=昨年11月22日、青森県黒石市
県が開いた生産指導研修会では、ブランド力維持に向け、販売対策の充実を求める意見も出された=昨年11月22日、青森県黒石市

 青森県産初の特A米「青天の霹靂(へきれき)」の平成30年の収量が、作付けが始まった27年以来、最少となった。県は低温や日照不足が響いて稲の生育が遅れたことが要因と分析しているが、生産者からはブランド力の低下や販路への影響を危惧する声も聞こえる。デビュー4年目の“県産米のエース”が正念場を迎えている。(福田徳行)

 青天の霹靂のブランド化に向け県は、食味に影響を及ぼすタンパク質の含有率を6・4%以下とする出荷基準を定め、良食味を維持するため収量目標を10アール当たり9俵(540キロ)に設定している。

 ◆夏の日照不足が要因

 10アール当たりの収量を見ると、27年産は533キロ、28年産は535キロとほぼ目標値だったが、29年産は天候不順で514キロに低下。30年産に関しても平年(529キロ)を約1割下回る480キロと4年間で最少となった。

 要因として県は、稲の茎が増える6月中旬の低温で穂数やもみ数が減ったことに加え、8月から9月にかけての日照不足で実入りが不十分となり、収量が落ち込んだと分析している。

 長年、県産米を牽引(けんいん)してきた「つがるロマン」に代わる、全国各地のブランド米と勝負できるコメとして関係者一丸となって開発してきた青天の霹靂。コメ離れが進む中、競合米と対等に渡り合い、生き残るためにも後に引くことはできない。

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