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【甲信越ある記】蒸気機関車など7車両間近に 新潟新津鉄道資料館

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屋外には「シゴナナ」の愛称で親しまれ、「SLばんえつ物語号」としても活躍するC57形蒸気機関車(右)や、200系新幹線(左)などが展示されている
屋外には「シゴナナ」の愛称で親しまれ、「SLばんえつ物語号」としても活躍するC57形蒸気機関車(右)や、200系新幹線(左)などが展示されている

 明治時代から鉄道とともに発展してきた新潟市秋葉区の新津地域は、「鉄道の街」として知られる。JR新津駅近くには、屋根にパンタグラフのオブジェが乗った公衆電話や機関車の動輪、踏切の警報機が街角に飾られているなど、地元の鉄道への愛着が感じられる。

 鉄道に関する約800点の展示品と、5万点に上る収蔵品がある市新津鉄道資料館(同区新津東町)では、街と鉄道が歩んできた歴史と、そこに生きた人々の暮らしを学ぶことができる。

 新津が鉄道とともに栄えたのは、さまざまな要因があったとされる。ただ、古くから阿賀野川と信濃川の水運で栄えた地域のため物資の集積がしやすかったことや、山などの起伏が少なく地盤が強固だったことなどが大きかったようだ。

 新津と鉄道の最初の接点は、北越鉄道(現・JR)の中間駅として新津駅が開業した明治30(1897)年まで遡(さかのぼ)る。周辺が石油の産出地だった当時、同駅を通る列車は石油を港まで運ぶ手段として活躍した。時代が下るにつれて、駅は現在の信越線、磐越西線、羽越線などを結ぶ鉄道の要衝地として大きくなり、最盛期の昭和30年代ごろには1日400本の列車が行き来したという。だが、時代の波にはあらがえず、新津駅は鉄道の中心地としての役割を新潟駅に譲っていった。

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