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三好市に移住支援施設 オフィスやカフェ…「お試し利用」大歓迎

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 世界中から観光客が訪れる山奥の秘境「祖谷渓」がある徳島県三好市の中心部に、移住支援施設「真鍋屋」が開設され、地域の交流拠点になっている。有料の「お試し住居」や「お試しオフィス」、自由に使えるスペースもある。運営者は「移住者が増え、面白いことが生まれる場所になれば」と期待している。

 古民家を改装した真鍋屋は平成30年6月、三好市が同市池田町にオープンした。起業を検討している人が事務所として使える部屋やレストランなどが並ぶ。移住を考えている人が1~6カ月間、住むことができる冷暖房完備・家具付き1LDKの部屋は常に予約でいっぱいという。

 フリースペースではこれまで、結婚式や地元で取れた野生鳥獣肉(ジビエ)をフランス料理にして食べる会、期間限定のカフェなどが開かれている。真鍋屋を運営する地域再生推進法人「三好みらい創造推進協議会」の移住コーディネーター、木村文江さん(54)は「私たちが想像もしていなかった使い方も大歓迎。新たな取り組みに挑戦してほしい」と話す。

 山々に囲まれ、アユが泳ぐ清流、吉野川がある自然豊かな三好市。かずら橋や温泉で知られる祖谷渓が29年に米大手旅行雑誌に紹介されて以降、外国人旅行者が急増し、10~15キロ離れた市中心部も観光客でにぎわう。

 注目が集まる中、移住者に定住してもらうためにはケアが必要だ。真鍋屋の移住支援窓口は夕方になると「酒食処およばれ」に姿を変える。5年前に兵庫県から移住した店主の星野清さん(35)と三好市で生まれ育った妻の歩未さん(34)、時には客の地元住民が日本酒を片手に移住希望者らの相談に乗る。星野さんは「近所の居酒屋で地元の人がいろんな人を紹介してくれて地域になじめた。恩返しができる場所にしたい」と話している。

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