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丹波に映画館復活を 組事務所を市民集う場に 近兼監督、協力呼びかけ

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映画館復活にかける近兼拓史監督。新作への意欲も示した=丹波市氷上町
映画館復活にかける近兼拓史監督。新作への意欲も示した=丹波市氷上町

 丹波市を舞台にした映画「恐竜の詩」を製作した近兼拓史監督(56)が、同市内で映画館復活プロジェクトに乗り出した。市民参加の復活劇を追う新作「銀幕の詩」の撮影を同時進行し、来年春の開館でこけら落とし上映を目指す。映画館は元暴力団事務所だったが、市民が集う交流拠点へ180度転換する。

 映画館になるのは同市氷上町成松の公民館。かつては暴力団の組事務所だったが、平成26年、住民運動の結果、組員を追い出した地元自治会が購入した。3番目の公民館で利用度が低く、活用方法を模索していた住民らの声を聞き、近兼監督が映画館の“再生”を思い立った。

 鉄筋2階建て、延べ約260平方メートル。2階に最大80席、1階に20席のシアターを整備し、裏にはカフェを設ける。改装や映写機などの装備などに約3千万円が必要といい、このために市民の協力を要望。家庭で使わなくなったCDやDVDを寄せてもらって資金化するほか、地元の出資やクラウドファンディングなどを呼びかけている。

 新作の「銀幕の詩」は3月から撮影を始める。映画館復活にかける人たちの情熱を描く内容で、2月末までエキストラ出演者を募集中。来年3月に完成予定だ。将来は復活した映画館で映画祭を計画している。

 映画全盛期には多くの映画館が同市内にもあったという。近兼監督は「日本の原風景が残っている丹波を『映画のまち』にしたい。映画祭実現で地域文化の発信地になれば」と期待を込める。

 CD、DVD寄贈の問い合わせはコドルニス(0795・78・9397)、エキストラ出演はダカーポ(0798・22・0913)。

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