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信越線立ち往生1年 再発防止へ小型除雪機、監視カメラも40台設置

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 乗客約430人を乗せた普通電車が大雪のため三条市のJR信越線で約15時間半立ち往生したトラブルから、11日で1年を迎える。再発防止に向け、JR東日本新潟支社は最新の小型除雪機を5台導入し、降雪状況を把握する監視カメラ40台を羽越、信越、越後各線など9路線に設置。停車が長時間にわたれば、乗客を一斉ではなく順次救出する態勢を取ることにした。(太田泰)

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 同支社は、JR東の在来線では初となる小型除雪機「とらん丸」を新潟市内の新潟、新津両駅のほか長岡駅と柏崎駅に配備。トラックで現場に素早く運び、従来は手作業だった列車の前後の除雪にかかる時間を短縮できるため、早期の運行再開が可能になるという。

 さらに、線路から雪をかき出す最新型の大型除雪車「モーターカー・ロータリー」を新津、吉田(燕市)の2駅に配備した。

 昨年1月に起きた信越線の立ち往生では、想定を上回る降雪量で除雪に手間取った上、乗客全員を一斉に救出しようとしたため、乗客が車内に一晩中閉じ込められる結果につながった。

 今後、駅の間で列車が長時間の停車を余儀なくされた場合は、バスやタクシーなどの代替輸送を確保し、高齢者や体調が悪い人らを優先して救出。警察や消防に支援を求め、地元自治体に一時避難所の設置などを要請し、除雪と乗客の救出を並行して進めるという。

 同支社の氏森毅総務部長は「昨冬は乗客や地域の皆さんにご迷惑をおかけした。冬を迎えるに当たってハード、ソフトの両面で対策を整えた」としている。

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