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「聖地巡礼」テーマに奈良県立大・岡本准教授が新著 コンテンツ生かした地域振興事例を紹介

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 県立大学地域創造学部(奈良市)の岡本健准教授(35)が、好きなアニメの舞台やゆかりの地をファンが訪れる「聖地巡礼」をテーマにした新著「巡礼ビジネス-ポップカルチャーが観光資産になる時代」(角川新書)を刊行した。岡本准教授は「地域振興に奮闘している人たちの『応援歌』のような存在になればうれしい」と話している。

 聖地巡礼は近年、観光客誘致の方策として注目されており、一般社団法人「アニメツーリズム協会」は昨年10月、ファン投票の結果を参考に「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(平成31年版)」を発表。その集客力や影響力を地域振興につなげる取り組みが全国で行われている。

 岡本准教授は奈良市出身で、北海道大学大学院では観光学を研究。平成20年からはアニメなどのコンテンツを生かした観光振興や聖地巡礼の研究をライフワークとしている。

 新著では、聖地巡礼の歴史や全国各地における成功事例を紹介。人気スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」で注目を集めた拡張現実(AR)や、仮想現実(VR)の観光産業への導入が進むなか、それらがもたらす市場拡大の可能性を予測している。

 岡本准教授は聖地巡礼について「アニメに限らず、スポーツなど他のコンテンツにも応用できる」とした上で、「奈良には仏像や社寺など“聖地”の原石が数多く存在する。街の魅力を今までとは違う側面から考えるきっかけになれば」と話した。

 304ページ、860円(税別)。県内の主な書店で販売されている。

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