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無病息災願い墨だらけに…松江、漁村練り歩き

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墨を顔に塗り付け、みこしを担いで練り歩く「墨つけとんど」=6日午後、松江市美保関町片江地区
墨を顔に塗り付け、みこしを担いで練り歩く「墨つけとんど」=6日午後、松江市美保関町片江地区

 無病息災などを願い、住民が酒で溶いた墨を顔に塗り付け、みこし2台を担いで漁村を練り歩く「墨つけとんど」が6日、日本海に面した松江市美保関町片江地区で開かれた。300年近く続くとされる神事で、「チョーサダー」という独特の掛け声が響いた。

 見物客らも出発地点の神社などで顔に墨を塗られ、行列に付き添った。新築したり結婚したりという慶事があった家の男性を海に投げ入れて祝福する習わしがあり、途中、昨年11月に息子が生まれた市職員、宮崎雅大さん(25)が砂浜から放り込まれた。

 宮崎さんは「泣きそうなくらい寒いが世代を超えて楽しむ祭り。今後も参加したい」と白い歯を見せた。

 片江地区では門松やしめ縄などの正月飾りを、近くの里山から切り出したヒノキやタケの束と一緒に焼くとんどの行事を9日に開く。墨つけとんどはその行事の一部という。

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