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森田・千葉知事新春インタビュー 海外トップセールス、介護人材、ミャンマーも視野

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 森田健作知事は知事10年目の新春を迎えるにあたり、産経新聞の単独インタビューに応じた。昨年ベトナムへのトップセールスで行った介護人材の確保について、「ミャンマーも1つの考え」として、今年はミャンマーと県の交流を進める意向を披露した。(聞き手 永田岳彦)

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 --今年の海外トップセールスの方向性は

 「昨年は2月にタイ、11月にシンガポールとベトナムに行った。特にベトナムは今までと異なり、介護人材を何とか獲得したいとの考えで行った。今年はベトナムとの関係をしっかり形にしていく。介護人材確保の施策は、今年も重点的に取り組む。今はまだなんとかやりくりできても、5年後、10年後、県だけでも何万人も不足する介護人材をなんとか獲得したい」

 --介護人材確保でベトナム以外で注目する国は

 「ミャンマーに進出している会社の人から、向こうの介護の話を聞くと、ミャンマーの家庭は大家族で、みんながお年寄りの面倒をみるのに慣れており、楽しくやっていると。ミャンマーというのも1つの考えだなと。介護人材確保について、ミャンマーと県の交流を進められないかと思っている。県だけの問題でもないので国ともしっかり歩調を合わせていきたい」

 --県産農水産物の海外への輸出拡大の見込みは

 「香港が輸入解禁になったので積極的にPRしていきたい。昨年2月に行ったタイは、世界屈指の缶詰会社と銚子漁港を結びつけることができた。マレーシアもサツマイモなどが非常に評価されていると聞く。こうした国はしっかり継続して取り組む。台湾は住民投票の結果、輸入規制が継続される方向だが、政治問題なので何が急に起きるかわからない。根気よく、科学的根拠に基づく対応を求めていきたい」

 --農業県の千葉の復活に向けた政策は

 「以前は都道府県別の農業産出額が2位だったのが今は4位。ゆゆしきことだが、高齢化で担い手が減っているのも事実。将来を見据え、若い人にやる気を持って担ってもらうには、販路を広げることだ。海外トップセールスの意義もそこにある」

 --2020年東京五輪も近づいている

 「安全・安心は大きなおもてなしだ。県警と連携して、55台の移動交番車、防犯ボックス10カ所をもっと増やす。また、海や山の幸、風光明媚(ふうこうめいび)な場所のPRだけでなく、『きれいな千葉県』を打ち出すため、観光地や大型施設の公衆トイレの整備を徹底的に行う」

 --機運醸成がまだまだという指摘もある

 「機運は最後の最後になって盛り上がる。ただ、草の根で若い人に競技を知ってもらうため、県内開催競技の選手に、学校への出前授業じゃないけれど、行ってPRしてもらう。また、ラジオやテレビでも選手を取り上げた番組を作ってもらうなど働きかけたい。最後の1年、頑張りたい」

 --昨年決まった成田空港機能強化への道筋は

 「成田空港をいかにして機能強化し、発展させるかは日本の問題。騒音下の住民の方に大変な苦労をかけるということを忘れてはいけない。皆さんのご理解を賜りつつ、(地域振興策などについて)早く道筋をつけ、県、首都圏、国の発展につながる成田空港の利便性をより一層高めたい」

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