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【亥年駆ける】チーム富士急スキップ・小穴桃里さん 日本選手権でのV2照準

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 8月で結成から9年。昨年2月のカーリング女子日本選手権で優勝した「チーム富士急」。作戦の司令塔で、最後に投げることが多いポジション「スキップ」を担うのは、5月に24歳になる小穴桃里さんだ。

 同大会には、強豪「LS北見」が平昌五輪のため出場しなかったが、今年は出てくる。

 「五輪銅メダルの素晴らしい功績と、平均年齢も私たちよりも上。気負わず、学ぶところは学んで勝利をつかむ」と力を込める。

 カーリングは出身地や年齢が近いチームが多いが、チーム富士急は年齢も18歳から38歳と幅があり、出身地も多様だ。

 小穴さんは甲府市、先輩の西室淳子さんが長野県軽井沢町、リードの小谷有理沙さんとサードで姉の優奈さんが相模原市、セカンドの石垣真央さんが北海道北見市、西室雄二コーチは大月市…という具合だ。

 「背が高く力のある選手や氷面をブラシでこするスイープの得意な選手など、それぞれの個性を生かして戦うチーム」という。

 昨年の世界選手権は13カ国中10位。「大会場では観客が多く、熱気ですぐにアイスコンディションが変わるが、安定して力を発揮することが必要」と話す。

 カーリングとの出合いは8歳。前年にカーリングを始めた父親と県カーリング協会の練習に出た。中学3年でチーム富士急の創立メンバー入りし、駿台甲府高でスキップになった。

 卒業後は富士急グループに入社。富士急ハイランドのアトラクションやレストランで働く。

 日本選手権で優勝以来、縁の大きいメガネ姿が人気に。平昌五輪で女子銀となった韓国チームのスキップ、黒縁メガネのキム・ウンジョン選手が「メガネ先輩」と人気を博したことになぞらえ、長野五輪のスキップ、敦賀信人さんが「メガネ後輩」と呼び、ネット上で話題を呼んだ。

 「ドライアイで風が当たるときつい。遠くのストーンを見て下向きで投げるので、視線にフレームが入らないように」と縁の大きなメガネをかける理由を語る。

 「言われて悪い気はしないですが、メガネをはずせなくなりました。ファンから直接『メガネ後輩』といわれたことはありません」と笑顔をみせた。尊敬する人は、トリノ冬季五輪カーリング男子金メダリスト、カナダチームのスキップ、ラス・ハワード氏だ。

 今年の目標は2月の日本選手権での2連覇。「優勝すればチームごと世界選手権に出ることができる。猪突猛進で真っすぐ進むだけです」と意気込む。(昌林龍一)

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