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【甲信越この1年】(7~9月) 猛暑で甲府40.3度 訪日客も悲鳴

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山梨の暑さに驚く外国人観光客=7月17日、JR大月駅(昌林龍一撮影)
山梨の暑さに驚く外国人観光客=7月17日、JR大月駅(昌林龍一撮影)

 ◆山梨

 ■オウム幹部ら13人の死刑執行

 殺人罪などで死刑が確定したオウム真理教の元教祖、麻原彰晃(本名・松本智津夫(ちづお))元死刑囚=執行時(63)=の刑が7月6日、執行された。このほか12人の死刑も同日と同26日に執行された。教団が「サティアン」を設け、サリン製造などを行っていた上九一色村(現富士河口湖町)の富士ケ嶺地区では、当時の反対運動に携わった竹内精一さんが「被害者、家族の心情を考えれば死刑だが、なぜあんな事件を起こしたのか、真相も闇に葬られた」と複雑な思いを語った。

 ■山梨市、不正採用者6人の採用取り消しで慰謝料40万円

 山梨市の職員不正採用事件で高木晴雄市長は7月10日、前市長らの関与で不正採用された6人の採用取り消しと、1人につき40万円の慰謝料を支払うことを発表した。「市が慰謝料を払うのはおかしい」「職員本人は気の毒」など市民の受け止めもさまざまだった。

 ■猛暑、甲府で40.3度に

 全国的に猛暑となった今夏。県内も甲府で7月23日、40.3度の最高気温を記録した。甲府地方気象台によると、明治27(1894)年の観測開始以来、4番目の暑さ。過去最高は平成25年8月10日の40.7度だった。連日、熱中症の疑いで搬送者が続出。7月23日だけで21人が運ばれた。

 ■東京五輪の自転車ロードレース、道志、山中湖村を通過

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は8月9日、自転車ロードレースのコースを発表。男女ともに、県内の道志村、山中湖村を通ることになった。起伏に富んだ超難関コースで、富士山の景観美とともに世界の注目を集めそうだ。

 ■満蒙殉難者の奉賛会、最後の慰霊祭

 戦前に山梨から大陸に渡った満蒙開拓団の殉難者2770余柱を慰霊する奉賛会が8月15日、甲府市岩窪町の山梨県護国神社で最後の慰霊祭を行った。生き残って帰国した会員の高齢化が進んだためで、来年から同神社に委ねた。歳月の経過を感じさせる平成最後の「終戦の日」となった。

 ■山梨学院が健闘。幻の大逆転劇

 第100回全国高校野球選手権大会に本県代表として出場した山梨学院は、1回戦で古豪・高知商と対戦。6点を追う五回、中尾勇介の満塁本塁打などで一気に8得点して逆転。だが、両校は猛攻を続け、逆転を繰り返した末、14対12で高知商が勝った。甲子園のアルプススタンドは山梨学院の大健闘をたたえる「ありがとう」の声で沸き返った。

 ■県、障害者雇用で46人水増し

 県と県教委は8月24日、山梨労働局に7月に報告した障害者雇用者数で、障害者手帳の未確認など計46人の水増しがあったと発表し、謝罪した。雇用率の基準達成が目的で、県障害者福祉協会は9月14日、「看過できない」と後藤斎知事に改善を要請。知事は11月26日、非常勤職員など64人の障害者採用の方針を発表した。

                   

 ◆長野

 ■佐久長聖が8回目の甲子園出場

 全国高校野球選手権長野大会の決勝が7月22日、松本市野球場で行われ、佐久長聖が上田西を4-3で破り、2年ぶり8回目の優勝を決めた。甲子園では8月6日の1回戦で旭川大高(北北海道)と対戦し、今大会で初めて導入されたタイブレークで延長十四回に勝ち越し、5-4で制した。だが、高岡商(富山)と対戦した同13日の2回戦では、4-5で惜敗した。

 ■将棋団体戦で県勢は予選リーグ敗退

 「文部科学大臣杯 第14回小・中学校将棋団体戦」の東日本大会が7月26日、東京・浅草橋で行われ、県代表の伊那市立伊那東小、長野市立通明小、伊那市立東部中は予選リーグで敗退した。

 ■阿部知事が3選

 8月5日に投開票された知事選で、阿部守一知事が元上田市議の金井忠一氏を破り、3選を果たした。阿部知事は選挙戦で、2期8年の実績をアピール。盤石な支援組織に支えられ、50万票以上の大差で圧勝した。任期中、具体的な成果を出すことが求められている。

 ■御嶽海関にスポーツ特別賞授与

 県は8月8日、7月の名古屋場所で初優勝した上松町出身の関脇、御嶽海関に、県スポーツ特別栄誉賞を贈ると発表した。県出身力士が賜杯に輝いたのは初めての快挙であることが理由だとした。同賞を設けた平成6年以降、受賞者は10人目。

 ■御嶽山噴火4年

 平成26年に58人が死亡、5人が行方不明となった長野、岐阜両県の御嶽山(標高3067メートル)の噴火から9月27日で4年となった。王滝村で開かれた追悼式などで遺族らは犠牲者を悼んだ。

                   

 ◆新潟

 ■佐渡鉱山、世界遺産推薦4年連続「落選」

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産の国内候補として、県や佐渡市が推薦の獲得を目指していた「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」は7月19日、国の文化審議会で選考漏れとなり、4年連続の落選となった。観光振興効果を期待する地元からは落胆の声が上がったが、花角英世知事や三浦基裕市長らは来年度に「5度目の正直」で当選を目指す意向を示した。

 ■十日町の林道で女性遺体見つかる

 十日町市伊達の林道で8月11日、新潟市中央区の谷愛美さん=当時(24)=の遺体が見つかった。背中に刃物が刺さり、複数の刺し傷があったことから、県警は殺人・死体遺棄事件と断定、十日町署に捜査本部を設置した。県警は谷さんの知人で十日町市大黒沢の無職男性=当時(36)=を書類送検(不起訴処分)した。男性は8月2日に自殺を図った後、6日から行方が分からなくなり、18日に糸魚川市の河原で死亡しているのが見つかった。

 ■新潟三越、32年に閉鎖へ

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は9月26日、新潟三越(新潟市中央区)を閉鎖すると発表した。平成32年3月22日に営業を終了し、新潟伊勢丹(同区)と統合する。新潟三越の売上高は一時、250億円まで拡大したが、その後129億円に落ち込んだ。土地と建物については、総合建設業「広瀬」(同市西区)が三越伊勢丹HDと購入契約を交わしている。これに先立つ8月3日、三越伊勢丹HDの子会社「三越伊勢丹プロパティ・デザイン」(東京)は、同市中央区の商業施設「新潟アルタ」を来年3月下旬をめどに閉店することを決めた。同市内の繁華街にある商業施設が相次いで姿を消すことになった。

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