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【年の瀬記者ノート】川口いじめ問題 市教委のお粗末対応に唖然

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いじめ問題に関する川口市教委の会見。前列右から山田浩一学校教育部長、岩田直代指導課長=10月30日、川口市青木
いじめ問題に関する川口市教委の会見。前列右から山田浩一学校教育部長、岩田直代指導課長=10月30日、川口市青木

 今年4月、中核市に移行した川口市。「中核市移行記念」と銘打ったイベントに多くの市民を集めた。そんな祝賀ムードに水を差したのが、市立中学校で起きたいじめ問題だ。特に10月以降、毎週のように紙面をにぎわすように。記者も連日取材し、書き続けた。

 先日、近隣の市の職員から「川口は、まるで『いじめのまち』になっていますね」と話しかけられた。川口市政担当として何とも言えない気持ちになったが、そう言われる原因は「市教育委員会の対応のお粗末さ」にあると言っていい。

 10月30日、市長公室。いじめ問題を聞くことが事前に分かっている会見で、山田浩一学校教育部長、岩田直代指導課長ら市教委幹部は日付を覚えていない、言い間違えるなどの不手際を連発。揚げ句の果てには、「前任者との引き継ぎができておらず、市長に報告したかどうかの確認ができていない」。

 あまりの対応のひどさ、当事者意識のなさに開いた口がふさがらなかった。記者団も、何もクイズをしているわけではなく、基本的な事実を確認しているだけ。繰り返し述べる「生徒に気持ちに寄り添った対応を…」との言葉がむなしく聞こえた。

                 ■ ■ ■

 同級生からいじめを受け、3度の自殺未遂をした男子生徒(15)に関する第三者委員会の設置についても説明が二転三転した。記者の指摘を受ける度に事実が変わっていった。男子生徒の母親(43)が「何で被害者側へ設置の説明がないのか。(第三者委を)開催していないはずだ」と憤る気持ちも理解できた。

 「第三者委員会は昨年11月2日に設置され、その日に委員会を開き、3人の委員に委嘱状を渡しました」

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