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【春高バレー チーム紹介】女子・日本航空 「粘っこいバレー」に磨きかけ

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東海大甲府(手前)との県大会決勝で、果敢にスパイクする日本航空・丸山夏帆=昨年10月28日、小瀬スポーツ公園武道館(昌林龍一撮影)
東海大甲府(手前)との県大会決勝で、果敢にスパイクする日本航空・丸山夏帆=昨年10月28日、小瀬スポーツ公園武道館(昌林龍一撮影)

 「さわったら、ボールを落とすな」

 「自分の1点やない。みんなの1点や」

 4月に就任した葛和伸元監督の力のこもった言葉がコートに響く。平成9年にNEC女子の監督としてVリーグで優勝し、全日本女子監督も務めた名将。初めての高校生への指導で大切にするのは、ボールへの選手の執着心だ。

 「高校生は技術どうのこうのより、ボールへの執着心が勝負を分ける。執着心がないと、レシーブでボールがしっかり上がっていかないし、スパイクも目指したところにいかない」

 主将の佐藤千明は葛和監督の就任当時を「イメージ通り、本当に怖かった。でも、コートを離れるとチーム全員から好かれている監督です」と振り返る。ライトの川久保桃花は「闘争心をむきだしてボールに向かっていくことができるようになってきた」と話す。

 自らコートに入った葛和監督が、ボールを目標となる選手に打つのではなく、手で無作為に前後左右へとほうり込む。必然的に選手の動く範囲が広くなる。

 「実業団では普通にやっている練習。こういう練習は気持ちが強くないときつい。繰り返すうちに『上がったボールを絶対にカバーしなくちゃいけない』という気持ちとチームの一体感が出てくる」

 「足を止めるな」。選手に飛ばされる監督の声が、コートに響き渡る。チームメートも声出しで、サポートした。

 攻撃のコンセプトは、センターを中心に展開しサイドにも流すバレーだ。「センターから展開すると、そこに相手のブロックがつく。サイドに流せば相手ブロックは1枚になり、手薄になる」と葛和監督。

 センターは動きが速く、強打もフェイントもできる橘田歩佳と、高さが武器の清水愛。レフトは思いっ切りの良い小安ひなと相手の手をはじいてコート外に出すブロックアウトが得意な丸山夏帆。ライトの川久保はサーブレシーブの要ともなっている。

 エースの橘田は「得点に対し、自分のためというよりは、チームのためという気持ちが強くなってきた。自分が“おとり”になり、サイドを使うこともできるようになった」と気持ちとプレーの変化を語る。

 初戦は、札幌大谷と岐阜済美の勝者と戦う。「どのチームであっても、うちは自分たちの武器である粘っこさを出すしかない」と葛和監督は強調する。

 セッターの久保田は「同じ高校生なので特別な意識はない。強い気持ちで、センターコートを目指して戦う」と誓う。

 新生・日本航空女子は「粘っこい」バレーをさらに磨き上げ、大舞台に臨む。 (昌林龍一)

                   

 ■選手ひとこと

 橘田歩佳「最高な仲間との最後の大会。全力でみんなとバレーしたい」

 上島杏花「私はどんな立場でも、みんなと一生懸命に戦う」

 清水愛「精いっぱいの力を出し、全員で必死に戦い、1点を取りに行く」

 片岡未空「全力でコートを走り回り、ボールをつなぐ」

 丸山夏帆「ラストの大会。支えてくださった方に恩返しする」

 小安ひな「一つ一つのプレーを大切にして、全力でプレーする」

 佐藤千明「目の前の1点を着実に取れるよう、必死に戦う」

 川久保桃花「コートにいる責任を持ち、精いっぱい頑張る」

 寺島亜夏葉「全員バレーで必死に1点を取りにいきたい」

 中西渚「後悔のないよう頑張り、感謝の気持ちを持って戦う」

 久保田莉己「ミスを怖がらず、どこのチームより粘るプレーをする」

 相田由衣「相手を恐れず自分たちのバレーを全国の舞台でする」

 塩島紗耶「1試合でも多く試合ができるよう全員が一つになり戦う」

 荒井映里奈「全力で先輩をサポートし、チーム全員で頑張る」

 新井沙季「このメンバーで戦える最後。気持ちを一つにして戦う」

 柏木ひより「勢いを出して迫力を出して、全力で頑張る」

 中條菜津紀「自分のできることを精いっぱいやり、全員で戦いたい」

 鉞(まさかり)玲於奈「チームのために自分ができることを全力で行う」

                   

 ■登録予定選手

1橘田歩佳 (3)172

2上島杏花 (3)170

3清水愛 (1)178

4片岡未空 (3)165

5丸山夏帆 (3)165

6小安ひな (3)160

7佐藤千明 (3)155

8川久保桃花 (2)165

9寺島亜夏葉 (2)155

10中西渚 (3)164

11久保田莉己 (1)170

12相田由衣 (3)155

13塩島紗耶 (1)167

14荒井映里奈 (1)175

15新井沙季 (2)155

16柏木ひより (2)159

17中條菜津紀 (1)157

18鉞玲於奈 (1)165

※左から背番号、氏名、学年、身長(センチ)

                   

主催 日本バレーボール協会、全国高体連、産経新聞社、サンケイスポーツ、フジテレビ、FNSフジネットワーク

後援 スポーツ庁、文化放送、ニッポン放送

特別協賛 ジャパネット

オフィシャル飲料協賛 ポカリスエット

協賛 au、野村ホールディングス

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