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【年の瀬記者ノート】大谷石文化の日本遺産認定 保存と活用…地域の誇りに 栃木

日本遺産登録を記念し、関係者が大谷夏イチゴ入りシャンパンで乾杯=5月24日、宇都宮市松が峰のカトリック松が峰教会
日本遺産登録を記念し、関係者が大谷夏イチゴ入りシャンパンで乾杯=5月24日、宇都宮市松が峰のカトリック松が峰教会

 宇都宮市は5月24日、「地下迷宮の秘密を探る旅~大谷石文化が息づくまち宇都宮」の日本遺産認定に沸いた。国登録有形文化財の大谷石建築、カトリック松が峰教会(同市松が峰)で記念セレモニーが開かれ、約100人が大谷夏イチゴ入りシャンパンで喜びの杯を交わした。

 世界遺産や国、自治体の文化財指定が文化財の価値を定め、保護を目的とするものに対し、日本遺産は地域に点在する遺産を関連付けて活用、発信することで地域活性化を図ることを目的としている。認定によって地域のブランド化や認知度を高め、さまざまな取り組みを進めることで地域住民が地元の魅力を再確認し、地方創生につながることも期待される。

 平成27~30年度に認定された日本遺産は67件。県内関連では27年度の「近世日本の教育遺産群-学ぶ心・礼節の本源」(足利市・水戸市・岡山県備前市・大分県日田(ひた)市)、今年度選ばれた「明治貴族が描いた未来~那須野が原開拓浪漫譚(ろまんたん)」(那須塩原市・矢板市・大田原市・那須町)と大谷石の計3件だ。

 宇都宮市は市内に点在する大谷石に関係する文化財など38項目でストーリーを構成。巨大な地下採掘場跡の神秘的な魅力や奇岩群が織りなす特異な景観を紹介。江戸時代に始まった大谷石採掘が日本屈指の採石産業として発展した歴史や、掘り出された石を自在に使いこなし、市民の暮らしやまちづくりに活用されている文化をまとめた。

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