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甲府の開祖「信虎公之像」お披露目 新たなシンボルに

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各地の商工会議所の代表を招いて行われた信虎公像の除幕式=20日、甲府市 北口(昌林龍一撮影)
各地の商工会議所の代表を招いて行われた信虎公像の除幕式=20日、甲府市 北口(昌林龍一撮影)

 JR甲府駅北口「よっちゃばれ広場」で20日、甲府商工会議所が設置した「武田信虎公之像」の除幕式が行われた。同商議所は像を甲府市に寄贈した。関係者は駅南口広場の「信玄公像」とともに、「父・信虎公像を市の玄関口の新たなシンボルしたい」と期待している。(昌林龍一)

 像は、菩提(ぼだい)寺の「大泉寺」(甲府市古府中町)が所蔵する国重要文化財の肖像画「絹本著色武田信虎像」をもとに、南アルプス市の造形作家、河野和泉氏がデザインした。

 高さ2メートル10センチ、重さ400キロで、右手に軍配風の扇子を持ち、左手は拳を胸の前で握っている。当時の館の方向を背に、顔を富士山に向けている。

 河野さんは「拳のポーズで望郷の思いを表した。信玄公の陰に隠れていたが、甲斐は信虎公がいてこそ生まれたと観光客にも知ってほしい」と語った。

 信虎公は1519年、館を躑躅(つつじ)ケ崎(現在の武田神社付近)に移し、分裂状態だった甲斐国を統一した。だが、治水を重要視する実子の信玄公や家臣の共謀により駿河(現在の静岡県)に追放されたとされる。

 来年の「開府500年」を目前に除幕された。式で樋口雄一市長は「甲府の今があるのは信虎公がいたからこそだ。開府500年に向け、ぜひ像を見にきてほしい」と述べた。

 甲府市愛宕から訪れた主婦、若尾明美さん(67)は「袈裟を着ていることもあり、信玄公とは違った雰囲気。駅北口の名物になってほしい」と期待を語った。

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